年上の婚約者が宿泊することになった、嵐の夜/煙と蜜(6)
西洋のモダンな文化が広がり始めた大正時代。真っ赤なリボンが映える12歳の花塚姫子は、母や祖父、女中たちと共に大きな屋敷に暮らしています。そんな姫子が恋する相手は、18歳離れた許婚(いいなずけ)・土屋文治。「文治さま」「許婚殿」と呼び合う二人の甘酸っぱい恋が描かれる『煙と蜜』(KADOKAWA)を8回連載でお送りします。今回は第6回です。
西洋のモダンな文化が広がり始めた大正時代。真っ赤なリボンが映える12歳の花塚姫子は、母や祖父、女中たちと共に大きな屋敷に暮らしています。そんな姫子が恋する相手は、18歳離れた許婚(いいなずけ)・土屋文治。「文治さま」「許婚殿」と呼び合う二人の甘酸っぱい恋が描かれる『煙と蜜』(KADOKAWA)を8回連載でお送りします。今回は第6回です。