地域のボス猫に守られていた三毛猫。手を差し伸べてみると…/ミケちゃんとやすらぎさん(1)

#趣味   
お迎えしておよそ7年 不思議と初めからなじんでいた

『ミケちゃんとやすらぎさん』1回【全6回】


もし猫が言葉を話せたら…。今の「ニャー」は「おはよう」の挨拶かな? この「ニャー」は「美味しい」って言ってるのかな? なんて考えたことはありませんか?

千葉県市川市の鍼灸マッサージの治療院「やすらぎ治療室」には、元地域猫の三毛猫・ミケちゃん(推定9歳)が暮らしています。治療室のオーナー「やすらぎさん」こと冨森さんは「もしもミケちゃんがおしゃべりできたなら…」と、約6年前にミケちゃんのTwitterを始めました。「すっきり目覚めたわ」「定休日は入念なマッサージで体のお手入れするわ」と、ミケちゃんが話すようにつぶやかれる内容は、「癒される」とたちまち大人気に。

そんなミケちゃんとやすらぎさんのほっこりした日常をコミックエッセイにした『ミケちゃんとやすらぎさん』から、「地域のボス猫に守られていた三毛猫。手を差し伸べてみると…」をお送りします。

元地域猫ながら心優しいミケちゃん、常にミケちゃんの幸せを考えるやすらぎさん…それぞれの行動から「自分ではない誰か」を思いやることの大切さが感じられます。

※本作品はやすらぎさん・にごたろ著の書籍『ミケちゃんとやすらぎさん』から一部抜粋・編集しました

はじめに

このお話は、千葉県市川市の鍼灸マッサージの治療院である「やすらぎ治療室」で暮らしている三毛猫のミケちゃん(推定9歳)のお話です。

「やすらぎ治療室」のオーナーのやすらぎさんとミケちゃんが出会ったのは8年ほど前。やすらぎさんのお店の隣で餌を食べていた猫たちの中に、ミケちゃんがいました。

ミケちゃんは、おそらく生まれつきだろうと思われる要因で後ろ足が1本ありません。

他の猫より少しだけ、走ったりジャンプしたりするのは苦手ですがとても心優しいミケちゃん は、地域のボス猫らに守られて生きていました。

厳しい中を生き抜く猫たちは、警戒心が強く人間に心を許すのに時間がかかることも多いと言われます。

ですが、ミケちゃんは初めて出会った時からやすらぎさんに懐いており、やすらぎさんもミケちゃんには、なにか不思議な縁を感じたそうです。

その後、さまざまな出来事を経てミケちゃん は「やすらぎ治療室」の猫になりました。そんなやすらぎさんとミケちゃんの心温まる日々を写真と漫画でお楽しみください。

不思議な縁を感じたそうです


あなたには聞こえますか?

やすらぎさんの音だ

おはよう

ここが現在のミケちゃんの場所

もしもミケちゃんがおしゃべりできたなら

そんなミケちゃんとやすらぎさんを繋ぐ物語


著=やすらぎさん・にごたろ/『ミケちゃんとやすらぎさん』(KADOKAWA)

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