家を整えるスタートは「ものを手放す」ことから!/暮らしが変わる時短家事(1)

調理台にものがなければ、掃除はさっとふくだけ

ゆるりまいさん『捨て変態だけど好きなものは捨てたくない! 私の「手放す基準」とは?』
『暮らしが変わる時短家事 家事、育児、仕事でボロボロだった私が20時以降を自分時間にするまで』1回【全8回】


憧れの生活を手放し、家事を効率化したらゆとりの暮らしを手に入れた!

Instagram「暮らしの教科書」がフォロワー数24万人超えの著者・かおりさん。彼女は憧れのライフスタイルを実現しようとがんばったものの、ことごとく失敗したため、家事をいかに合理的・効率的にするかを研究した結果、ゆとりのある生活ができるようになったといいます。時間に余裕ができたことで家計の見直しも進み、無理なく節約できる仕組みも作り上げたのだとか!

かおりさんがかつての自分のように悩んでいる人に向けて、生活改革の道のりをどう進めたらいいのかを伝え、時短家事のためのノウハウをギュッと濃縮した『暮らしが変わる時短家事』から、家事を効率化して生活にゆとりを手に入れるためのテクニックをご紹介します。

※本記事はかおり著の書籍『暮らしが変わる時短家事 家事、育児、仕事でボロボロだった私が20時以降を自分時間にするまで』から一部抜粋・編集しました。

スタートはものを手放すことから。
ものが減るだけで家事はラクになる!

仕事復帰したら家事が回らず、断捨離を決意

仕事復帰したら家事が回らず、断捨離を決意

子どもが生まれるまでは、夫婦そろって仕事中心の生活。家の中は多少ゴチャゴチャしていても、なんとか回っていました。ところが、子ども2人を出産し、下の子が3歳になるタイミングで仕事復帰したとたん、お手上げ状態に。パートタイム勤務で16時には帰宅しているのに、保育園のお迎えに食事の支度、洗濯、掃除、片づけ……とやることが山のようです。当時上の子は小学校1年生でしたが、宿題や学校の支度を見てあげる時間もなく、忘れものばかりに。家の中は荒れ、私も子どもたちも不機嫌になっていきました。

そうやって苦しみながら1ヶ月が過ぎた頃、ふと、出産前に教師として学校で教えていたときに、「もうちょっとお子さんの様子を見てあげてくださいね」と声をかけていた親の典型に、自分がなっているなと感じたのです。

これはもう、家事のやり方を根本的に変えなければと思いました。まず始めたのは断捨離です。その具体的なやり方はこのあと詳しくご説明しますが、結果から言えば、ものを減らしたことの効果はてきめんでした。

例えば、キッチン。調理台やコンロ周りにものが多いと、調理台をふくたびにものを動かさなければいけないですし、出しっ放しの調理器具などは油でベタつき、それを手入れする手間もかかります。何もなければ、さっとふくだけで掃除終了。1分もかかりません。

また、普段から床にものを置いていると、片づけるものとそのまま残すものを区別する必要があるため、片づけのたびに手間がかかって頭も使います。ところが、もともと何もなければ、考えずに全部しまうだけ。掃除機がけも、ものをよけながらかけるのは時間がかかりますが、ものがなければチャチャッと、1部屋1分程度で完了します。つまり、ものを少なくしたら、手入れや片づけ、掃除の時間が一気に省けるようになったのです。

調理台にものがなければ、掃除はさっとふくだけ

調理台にものがなければ、掃除はさっとふくだけ。手入れが面倒な床のマットを敷くのもやめました。

家事ラクポイント

ものが少なければ、片づけは5分、掃除は1分で完了

著=かおり/『暮らしが変わる時短家事 家事、育児、仕事でボロボロだった私が20時以降を自分時間にするまで』(KADOKAWA)

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