教育費や老後のために、コロナ禍でもキチンと貯蓄したい!育休中の夫婦が今本当に使えるお金と貯めるべきお金は一体いくら?
復帰後に妻が働き続けられる体制を考えよう
家計のほめポイントは、コロナ前の支出合計が26万5000円とかなり抑えられていて、毎月キチンと貯蓄できていることです。
また、それほど意識することなくボーナスをほぼ全額貯めている点もすばらしいです。
夫婦2人とも堅実で価値観が似ているのはラッキーなことですよ。
育休中は世帯収入が月約30万円になりますが、それでも大きな赤字にはなりません。
復帰後は徐々に貯蓄ができるようになるので、育休中に夫婦で協力して子育てスキルを身につけて、妻が働き続けられる体制をつくりましょう。
海外旅行は2年に1回くらいで計画を。
まずやること▷ごほうび出費は、それが「お金を生む」ものから優先して

貯蓄もあるので、今検討しているものはすべて買っても大丈夫ですが、貯蓄が減ることに罪悪感を持つのなら、お金を生み出すものから購入していくと納得してお金を使えると思います。
夫のテレワーク用の机といすは購入してOK。
ロボット掃除機も育休明けに役立つなら購入してもいいでしょう。
夫婦一緒の貯蓄でも、口座は必ず分けること

夫婦共同の口座で貯蓄しているというくまさん。
実際に2人で貯めたお金でも税務署から見ると、口座の名義人である夫のお金と見なされます。
「2人のお金」と思っていても、住宅購入時の頭金を入れるときには口座名義人の「持ち分」にしなくてはいけない、というこなどがあるので、それぞれの口座で貯めることが重要です。
復帰後の家計と貯蓄の変化を見通そう

妻の復帰後は夜勤ができなくなるので、以前より収入が減って、子どもを保育園に預けるお金もかかります。
貯蓄できる額は減りますが、この時期は働き続けることを優先してください。
子どもが3歳になると保育料が無料になりますし、小学校に上がればまた貯められるようになります。
イラスト/高橋ポルチーナ 取材・文/生島典子
Information
教えてくれたのは▷深田晶恵さん
ファイナンシャルプランナー、生活設計塾クルー取締役。
家計に関する個人向けのコンサルティングのほか、各種メディアで活躍中。
『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすい お金の教科書』など著書多数。

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