使う場所と動線を考えたら収納は8割決まる!?/部屋がずっとキレイな収納のきほん(8)

#くらし   
使う場所と動線を考える

『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』8回【全10回】


「使う場所にしまう」を徹底したら、部屋が散らからなくなる!?

「お片づけ力は一生もの。人生の無駄な時間がなくなります」と語るのは、そうじ嫌いだったという整理収納アドバイザーの著者・今井知加さん。彼女が編み出したのは、そうじ時間を最短にするための整理収納術です。

ものを探す時間や、そうじのたびに家具を動かす手間、散らかった部屋へのイライラはすべて「無駄」。その無駄がキレイに消え、人生の時間が増える簡単テクを公開しているのが『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』。本書から、片づけたいのに片づけられない人や収納が苦手な人、そしてそうじが嫌いな人に、今度こそキレイな部屋になる、そして気持ちのいい部屋がずっと続く方法をご紹介します。

※本記事は今井知加著の書籍『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』から一部抜粋・編集しました

使う場所と動線を考えたら
収納は8割決まる


キッチンなら…
ゾーンを意識して収納場所を決定する!

例えばキッチン


片づけは、「出したものを元に戻す」ということですから、使う場所と収納場所が同じであれば、動線は短くなり、取り出すのも片づけるのもラクになります。つまり、収納場所を決定するのは、1.使用場所(どこで使うのか)、2.動線(どこに置くのが一番スムーズに動けるか)の2点になります。

例えばキッチン。キッチンという一つの空間でも、「水を使うゾーン=シンク」「調理ゾーン=調理台」「炒め物ゾーン=コンロ」「あたためゾーン=レンジ、炊飯器」「盛りつけゾーン」というふうに、それぞれ目的ごとにゾーン分けをすることができます。

ゾーンを意識せずにものを収納してしまうと、キッチン内で無駄な移動をすることになり、結果時間をロスすることに。食材を切って、「さあ炒めよう」とコンロの前に立つものの、フライパンはシンクの下、ということになれば、フライパンを取り出すのに数メートル移動するハメになります。細かいことかもしれませんが、こうした動線を無視した収納が増えると、家事ラクからはうんと遠のいてしまうのです。

ですから、水まわりにはザルやボウルなどシンクで使うものを、コンロ近くには油や鍋、お玉など火を使うのに必要なものを置く。そうやって、「使う場所の近くに使うものを収納する」を実践すると、調理しやすく、片づけしやすい、家事がスムーズにはかどる心地よいキッチンに近づきます。

使う場所や動線を意識するのは、キッチンだけではなく、家全体の収納にも言えること。日常生活の動線がシンプルで、住みやすい家かどうかは、ものが適材適所に収納されているかにかかっていると言っても過言ではありません。

著=今井知加/『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』(KADOKAWA)

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