このクツだけが探す手立てなのに…!「シンデレラのガラスの靴とねこ」/にゃんと!ねこむかしばなし(1)
◆青ひげとねこ
◆元となったむかしばなし
青ひげ
昔、あるところに大きなお屋敷に住み、青い色のひげをたくわえた醜い男がいました。青ひげと呼ばれているその男はとある姉妹に結婚を申し込みます。青ひげの見た目に加え、過去に結婚した女性がすべて行方不明ということを恐れたものの、青ひげの意外な優しさに触れたことで妹は結婚を決意しました。
ある日、青ひげは出張にでかける際に奥さんに「あの部屋には入ってはいけない」と伝えます。ですが、我慢ができなくなった奥さんがその部屋に入ると、過去に青ひげと結婚した女性の死体が転がっていました。部屋に入ったことがバレた奥さんは青ひげに殺されそうになりますが、機転を利かせて姉に助けを求め、命からがら逃げ出せたのでした。
人魚姫とねこ
◆元となったむかしばなし
人魚姫
昔、あるところに美しい声を持った人魚姫がいました。人間に憧れを抱いていた人魚姫は、溺れていた王子を助け、そのまま恋に落ちます。
しかし、王子は別の女性が自分を助けてくれたと勘違いし、その人と結婚を約束してしまいました。どうしても王子にもう一度会いたい人魚姫は、魔女に人間にして欲しいと頼みます。魔女は交換条件として人魚姫の美しい声を奪いました。さらに魔女は「王子が別の女性と結婚すると海の泡になる」呪いもかけてしまいます。
再び王子に会った人魚姫は事情を真実を話そうとしますが、声が出ないので王子に伝わりません。そしてそのまま王子は別の女性と結婚してしまい、人魚姫は海の泡になって消えていくのでした。
著=ぱんだにあ/『にゃんと!ねこむかしばなし』(KADOKAWA)
この記事に共感したら
Information
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
おすすめ読みもの(PR)
コミックエッセイランキング
-
1
「壮絶」「読んでいて苦しくなった」若年性認知症を発症した48歳の母を介護したのは小学5年生の息子だった…徘徊する母を連れ戻すのが日常という過酷な現実
-
2
「母親になっても続くの!?」美人がゆえの苦労を糧に。たくましく生きてきた白川さん母娘/メンタル強め美女白川さん2(3)
-
3
「本当にありがとう!」店長に軽くあしらわれた質問を本部に聞いてみた結果/女社会の歩き方(16)
-
4
神秘的な桜のトリコ!お花見大好きなスウェーデン人漫画家/北欧女子オーサが見つけた日本の不思議5(1)
-
5
少しも考えてくれないの? 一人暮らしの生活水準が理解できていない実家暮らしの彼氏/子ども部屋おじさんの彼と一緒に住みたい私の100日間戦争(7)