他のママたちは、夫から女として見てもらえているのかな／女はいつまで女ですか？莉子の結論（5）

「私は夫から女として見られているのかな」
ふと、そんなことを考えてしまったこと、ありませんか……？

漫画家・上野りゅうじんさんがリアルな主婦の声を取材して描いたコミックエッセイ『女はいつまで女ですか？莉子の結論』から、平凡な主婦が自分の中の「女」を探すエピソードをお届けします。

ごく普通の主婦、莉子は、結婚して7年、子どもを生んで4年目を迎えました。
夫は家庭よりも仕事が優先で、休日も接待ゴルフばかり。夫は外の世界で楽しく過ごしているのに、自分は息子とふたりきりで家事と育児に追われる日々。
自分のことはつい後回しになりがちで、身なりにも手をかけられない日々を過ごすうちに、「私はこのまま女として終わってしまうのか」そんな考えが頭をよぎりはじめます。

39歳の誕生日を迎えた莉子は、夫に誕生日を忘れられて朝からモヤモヤ。学生時代の友人・直美とメッセージのやりとりをして自分の年齢に思いをめぐらせるうち、思わず表情が曇ってしまい、息子から「大丈夫？」と心配されてしまうのでした……。

※本作品は著の書籍『女はいつまで女ですか？莉子の結論』から一部抜粋・編集しました。