豆乳が固まっておぼろ豆腐のようにほろほろに。「塩豆乳スープ」/ワタナベマキの台湾食堂(3)

台湾のあの味がおうちで食べられる!
人気料理家・ワタナベマキさんは台湾好き。台湾のやさしい味付けは日本人にもぴったりで、現地で食事をしたときには次々に料理のアイディアが浮かぶのだとか。
そんなマキさんが考える、日本の材料で簡単に作れて、でも味は本格派のおいしい台湾レシピが満載なのが『ワタナベマキの台湾食堂』。「日本で台湾料理のお店をつくったらこんなメニューを出したい」と考案したレシピは、マキさんなりに日本人が作りやすく、日本の食材でおいしくなるように調整しているのだそう。
台湾に気軽に行けない今だからこそ作りたい「あの味」が作れるレシピをご紹介します。
※本記事はワタナベマキ著の書籍『ワタナベマキの台湾食堂』から一部抜粋・編集しました
塩豆乳スープ 鹹豆漿
鹹豆漿(シェントウチャン)は、台湾の朝ごはんの定番メニュー。調味料と具材を器に入れて、沸騰直前まで熱した豆乳を高いところから注ぐと、酢の効果で豆乳が固まり、おぼろ豆腐のようにほろほろに。
◆材料(2~3人分)
豆乳(成分無調整) 600ml
ザーサイの塩漬け(市販) 40g
A
干しえび(あみえび、桜えびなど) 10g
ナンプラー 小さじ2
黒酢 大さじ2
ごま油 小さじ2
ラー油 少々
1 ザーサイは大きければ薄切りにしてボウルに入れ、かぶるくらいの水に約8分ひたして塩抜きする。水けをきり、粗みじん切りにする。
2 豆乳を鍋に入れて中火にかけ、煮立つ直前に火を止める。
3 器に1、Aを等分して入れ、2を高い位置から注いでひと混ぜし、ラー油をたらす。好みで香菜のざく切りをのせ、揚げパンを添える。


沸騰直前まで温めて固まりやすくした豆乳を高いところから注ぎ、酢がところどころ混ざることでおぼろ豆腐のように豆乳が固まる。

【著者プロフィール】
ワタナベマキ
料理研究家。デザイナー時代に友人や知人のために作ったまかないやお弁当が評判を呼び、 ケータリングサービスをはじめ、料理の道へ。 テレビ番組や雑誌、書籍などで作りやすくバランスのよいレシピを提案。主な著書に『作り込まない作りおき』、『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』、『まずは塩しましょう。無駄なくおいしく食べきる』(すべてKADOKAWA)がある。
著=ワタナベマキ/『ワタナベマキの台湾食堂』(KADOKAWA)
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