掃除の要は死角のほこり!道具を駆使してサクッと仕上げる大掃除【リビング編】
「リビングのほぼこすらない大掃除」チャレンジ!
死角が多く、ものともののすき間や家具の裏側などにほこりがたまりやすいリビング。ウェット&ドライシートを使い、フロア&ハンディモップを最大限活用すれば、雑巾を洗う面倒や手間も省けます。
1.タオルや緩衝材をかませた"拭き応えモップ"で床掃除
使い捨てシートをかぶせて使うフロアモップは、モップとシートの間にタオルや緩衝材をかませて。すると弾力性と密着性が高くなり、拭き取る力がアップ。「力を入れなくても、この厚みのおかげで圧がかかるんです」(畑森さん)。ウェットシート使用時はぬれタオルをかませれば水分の補充もできる。
2.テレビ裏はハンディモップで一拭き
「お掃除の仕事ではコードも丁寧に拭きますが、8割きれいに、ということならハンディモップでほこりを取るだけでもOKです」(畑森さん)。まずは、上から下にほこりを落とし、最後にコードを含めた床面全体を拭いて。
3.照明もハンディモップで一拭き
照明のカバーやドアの天面など、高くて見えない場所にたまりやすいほこり。「ヘッドの角度を調節し、面にぴったりフィットさせ、ぐるっと一周。これだけでかなりきれいになります」(畑森さん)
【照明を外して洗う基準は?】
4.ガラス窓も床と同じくウェットシート+タオルが◎
「窓掃除も8割くらいきれいにするなら、フロアモップの長い柄を活用して高い場所はウェットシート拭きをしましょう」(畑森さん)。ここでも"拭き応えモップ"を使うと、シートとガラスが密着して汚れが取れやすい。
【汚れがひどい場合は…】
ウェットシートを手で持ってマイクロファイバー雑巾とともに拭く
窓の頑固な汚れは「拭き応えモップ」では取れないことも。そのときはシートにタオルをかぶせて手で拭き、もう片方の手でマイクロファイバー雑巾を持ち、仕上げ拭きを。手と繊維の力で汚れが落ちる。
5.網戸はフロア用ドライシートで拭くだけ
【汚れがひどい場合は…】
ウェットシートにセスキスプレーをかけて拭き、仕上げにフロア用ドライシートを
ほこりが油分を含みベタついている場合は、ドライシートだけでは汚れが取れない。その場合はウェットシートにセスキスプレーをかけて拭き、汚れをオフ。網戸が乾いたらドライシートで仕上げ拭きを。
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※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。掲載商品について予告なく廃盤、仕様変更等が発生する場合もあります。
6.窓のサッシの溝もドライシートで拭く
「窓のサッシの溝を掃除するときは、指とドライシートの組み合わせが簡単でフィット感もあってベスト。ドライシートの上から指を差し入れてサッシを何往復かすれば、8割方のほこりや土が取れます」(鈴木さん)
▼スタッフがチャレンジ
溝の幅に合わせて使う指を変えるとGood!
【ウェットシートとドライシート、使い分けの基準は?】
監修/鈴木明日香、畑森多栄子(CaSy) 撮影/林 ひろし イラスト/黒猫まな子 編集協力/宇野津暢子