「買い置きあったっけ?」のムダ買いを防ぐストック管理術/リバウンドしない収納はどっち?(4)

#くらし   
浅い収納容器にものを入れる場合は立てて収納

『リバウンドしない収納はどっち?』4話【全13話】


調理用品や食品ストック、子どものおもちゃにシーズンごとの服…。何度片付けてもすぐに家が散らかってしまうというお悩み、ありませんか? 実はそれ、今の収納が暮らし方に合っていないだけかもしれません。

著者は、これまで家族構成やライフスタイルが異なる多くの家で収納の悩みを解決してきた整理収納コンサルタントの須藤昌子さん。その中で見えてきたのは、「最適な収納方法は家や家族によって違う」ということ。自分の生活に合わせて収納を工夫すれば、リバウンドは防げると言います。

著者が実際に聞いてきたたくさんの悩みの中から、特に相談が多いケース別に複数の収納ワザを紹介する『リバウンドしない収納はどっち?』。あなたにぴったりな収納がきっと見つかるはずです。

※本作品は須藤昌子著の書籍『リバウンドしない収納はどっち?』から一部抜粋・編集しました。

キッチン 「あるのに買ってしまう」ストックのムダを省くなら?


キッチンの引き出しを定位置に、ラップ、アルミホイル、クッキングシートは1種類に1個と決めます


A:引き出し収納で量を限定

ラベリングした調味料はパントリーの目に見える場所にメッシュボックスに入れて保存


B:残量を見える化する


◇◇◇◇◇◇


Aの収納法は…【〇】箱、紙ものにおすすめ! 自然と上限ができます

ラップ類は浅い引き出しを置き場所に決め、1種類に1つしか入らないように仕切りを作って管理します。スペースを限定すれば、在庫を確認しなくても自然に持ち物がセーブできます。スーパーのバーゲンは定期的に行われます。安売りのたびにあわてて買ってしまわないことを習慣にするのも収納上手になるための極意です。便箋、一筆箋、封筒、収納袋などの紙類は高さ3cmほどの引き出しに入れてみましょう。自然にこれ以上持たずに済みます。

Bの収納法は…【〇】粉、液ものにおすすめ。「あったっけ」がなくなる

調味料などのストックを必要以上に持たないようにするには、現在使っているものの量をいつも見ておく必要があるので、引き出しなどにしまわず、メッシュボックスに立てる収納がおすすめ。また、できるだけストックは持たず、今使っているもの=ストックと考えます。砂糖や小麦粉は大きめのケースに入れてそこから使うと、ストックを持たなくて済みます。透明ケースに入れ「見える化」を。

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