使いづらいキッチン備え付けの棚も、無印アイテムを使えばまだまだ収納力アップできる!/もっともっと知りたい無印良品の収納(3)

#くらし   
モノを使いやすく効率よく収めるには工夫が必要です。

『もっともっと知りたい無印良品の収納』3回【全9回】


「私の家の収納は、7割が無印良品です」と語る、大人気整理収納コンサルタントの本多さおりさん。
元・無印良品スタッフで、商品の良さを知り尽くした本多さんが、無印アイテムの使い方を実例で紹介してくれます。

使いたいモノが行方不明になるキッチン、開ける度に気分が下がる押入れ。どうにかしたいけど、結局どんな収納用品を使えばいいかわからない。そんな、「……で、うちではどう使えばいいの?」にお答えする実例をご紹介します。あなたの家に合った収納方法やアイテムがみつかるかもしれません!

大ヒット書籍の第2弾『もっともっと知りたい無印良品の収納』から、無印良品アイテムを使った素敵な収納アイデアをご紹介します。

※本作品は本多さおり著の書籍『もっともっと知りたい無印良品の収納』から一部抜粋・編集しました

高さのある吊り戸も面を面を増やして収納力アップ

モノを使いやすく効率よく収めるには工夫が必要です。

備え付けのキッチン収納は、調理スペースが優先されるがゆえに実は「収納の特等席」とは言い難いことが多々あります。吊り戸は高い場所にあるし、シンク下は奥行きの深い大きな空間で、モノを使いやすく効率よく収めるには工夫が必要です。


1.高頻度のモノから順に重心を低く

吊り戸棚内は使用頻度の高いモノ順に重心を低くすることが鉄則。

吊り戸棚内は使用頻度の高いモノ順に重心を低くすることが鉄則。毎日使うお皿類を一番下手前に。棚の天井すれすれにモノを入れると取り戻し時に神経を使うので、余裕を持たせます。

こういう「どこに入れたらいいの?」類を入れるボックスがあると便利。

お弁当関連、水筒、離乳食のトレーなど、使用頻度の低いものをボックスにまとめて最上段へ。取り出しやすいように指に引っかけるフックを貼り付けました。こういう「どこに入れたらいいの?」類を入れるボックスがあると便利。


2.空間を仕切って収納量と取りやすさをアップ

アクリルシリーズは透明度が高く、どの角度からでもモノが見えなくなりません。

アクリル仕切棚・大 約幅26×奥行17.5×高さ16cm/¥790

コの字のアクリル仕切棚を利用して、空間を「上面」「下面」「手前」に3分割。背の高いモノも低いモノも一緒に置けて、ワンアクションで取れるモノを増やしてくれます。棚の上段では細かいモノをボックスにまとめて管理。アクリルシリーズは透明度が高く、どの角度からでもモノが見えなくなりません。

ボックスの中はあまり使っていない花器やオブジェ。

ボックスの中はあまり使っていない花器やオブジェ。使用頻度はかなり低く、物量を減らそうという時に第一候補となってきそうなモノたち。

使うところに、使うモノを

その場でお湯を注いでリビングやダイニングへ行ける、無駄のない動線に。

やわらかポリエチレンケース・ハーフ・小 約幅18×奥行25.5×高さ8cm/¥390
アクリルクリップボード A4用・約220×310mm/¥450

ウォーターサーバーの上に、やわらかポリエチレンケースでよく飲むお茶類をセット。その場でお湯を注いでリビングやダイニングへ行ける、無駄のない動線に。アクリルクリップボードには保育園のお知らせなどを挟んで吊るしています。


※商品の価格は2022年1月時点のものです。

著=本多さおり/『もっともっと知りたい無印良品の収納』(KADOKAWA)

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