コース料理で提供されるパン、どのタイミングで食べ始めるべき?/知らないと恥をかく大人のマナー(15)
『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』 15回【全20回】
いざというときに迷わない!「大人」の基本満載のマナーブック。
会食、近所や親戚付き合い、冠婚葬祭、お金と贈答…。日常のさまざまなシーンで、何が正解か迷ったことはありませんか? そんな時に備えて、頻度の高いシチュエーションごとに必須マナーを凝縮しているのが『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』です。
その中から、今回は食事にまつわるマナーをお届けします。
※本記事は岩下宣子著の書籍『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』から一部抜粋・編集しました
パンを食べ始めるのは、スープが出てから
コース料理では、注文をすませるとパンが出てきます。カジュアルなお店ならかご盛りで、格式の高いお店では、数種類のパンを選ばせてくれるので、あれもこれも…と思ってしまいますが、パンを食べすぎるとお料理が食べきれなくなるかもしれません。おかわりは自由なので、最初は1〜2個にしましょう。
食べ始めるのは、スープを飲み終わってから。スープがなければ前菜を食べ終わったころが適当です。パンは前のお料理の味を消し、口の中をさっぱりさせるためのもの。お料理の合間にいただきましょう。
ソースをぬぐって食べると、「おいしかった」という意味にもなりますが、イギリスのマナーではNG。フランス料理でも格式の高いお店では避けたほうがいい行為です。スープに浸すのは、高級店では嫌われるふるまいです。
著=岩下宣子/『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)
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