ノーベル賞を受賞した「青色」LEDがすごい理由とは!?/人類なら知っておくべき地球の雑学(85)

1年より1日のほうが長い惑星があるってホント?キリンは超高血圧⁉ 天体や動植物、化学など、読めば思わず人に話したくなる様々なジャンルの理系ウンチクを『人類なら知っておきたい 地球の雑学』より、皆様に1日1本お届けします!
◇◇◇
ノーベル賞を受賞した「青色」LEDがすごい理由とは!?
2014年のノーベル物理学賞は、青色発光ダイオード(LED)を開発した物理学者の赤崎勇(あかさきいさむ)、天野浩(あまのひろし)、中村修二(なかむらしゅうじ)の3氏に与えられた。LEDは身の回りの照明やディスプレイにもたくさん使われているようだが、そもそも青色LEDのすごさとは何なのだろう。
LEDの開発は20世紀半ばに始まり、1962年には赤色が、1968年には緑色が開発された。だが、あらゆる色をつくり出す光の3原色の赤・緑・青のうち、青色の開発だけは遅れていた。
光源として用いるには白色が適しているが、青がなくては白色を出すのが難しく、照明としての明るさも足りない。そのため、せっかくのLEDも広範囲には活用できず、青色LEDの開発は20世紀中にはできないだろうと考えられていた。
だが1990年代前半、赤崎、天野、中村の3氏が半導体から青色を引き出す技術を編み出した。窒素ガリウムを材料として明るい青色を放つことを成功させて量産につなげ、白色光源が実用化されたのである。
素子そのものが光るLEDは、電子機器の小型化・軽量化を可能にした。エネルギー損失も少ないので、家庭では省エネの、地球規模では温暖化防止の大きな力となる。
また、青色の光は波長が短いので、デジタルデータの書き込みに使えば容量を大幅に増やすことができるなど、青色LEDによって可能になることは多い。地球中でLEDが用いられる場面はますます増えていくだろう。
青色LEDそのものよりも、開発によって可能になった技術の多さ、人類にもたらされる利益の多さが画期的、なのである。
著=雑学総研/「人類なら知っておきたい 地球の雑学」(KADOKAWA)
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募
「貝印「ステンレス フリーサイズ蒸し器 18~24cm用」」
手持ちの鍋にのせるだけ! 手軽に蒸し料理が作れる便利アイテム
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
-
1位「知らない話が始まった…」3人組ママ友の気まずい時間/ママ友トライアングル(1)
-
2位「お父さん、死んじゃったんだって」酒を飲んでは大暴れ。怪物のようだった父の訃報/死を願った父が亡くなった話(1)
-
3位夜の町をひとりで走り去っていった小4娘の友だち「え?はだし!?」/娘の友だちは放置子?(1)
-
4位「息子が面会に来てくれない」施設入居中の80代女性の訴え。ベテラン介護支援専門員の仕事ぶりは【著者インタビュー】
-
5位「この人邪魔だわ」子どもは仲良しでも、友だちとは思えない地味ママ/ママ友トライアングル(8)
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細


