両親の離婚、引っ越し、そして転校…。やがて母に新しい恋人ができて(6)

家に帰ってこない父親と離婚した母は、たったひとりで4人の娘を育てるプレッシャーに押しつぶされ、やがて毒親になっていきました…。
四姉妹の長女・五月さんは、貧しい生活の中、「もうひとりの母親」役として小さな妹たちの世話をしてきました。母親のために自ら「いい子」を演じていた五月さんは、自分の負の感情から逃げるために、幼い自分と同じ姿をしたもうひとりの人格「サツキ」と、心の中で対話するようになっていきます…。
母親や家族との葛藤を描いた鈴村五月さんのコミックエッセイ「毒親だけど、愛されたかった」から、五月さんの母親が離婚を決意した時のエピソードをお届けします。
三女から目をはなした隙に起こった事故。幸い軽いケガだけで大ごとにはなりませんでしたが、五月さんの母親は家に帰ってこない夫との生活に限界を感じ、離婚を決意するのでした。それを打ち明けられた小学生の五月さんは……。
※本作品は鈴村五月著の書籍『毒親だけど、愛されたかった』から一部抜粋・編集しました





小学生ながら「もうひとりの母親」として、小さな妹たちの世話をしていた五月さん。父親とも別れ、引っ越して、取り巻く環境が変わった中、母親に新しい彼氏ができたことを知ります。
「ママと一緒にがんばるよ」と、離婚の時にそう伝えたはずなのに……と、五月さんの心の中の「もうひとりのサツキ」はがっかりするのでした。
子どもは親を選べず、たとえ異質な環境であっても、自分の置かれた境遇に気づく術を持ちません。環境が与える子どもへの影響について考えさせられます。
著=鈴村 五月/『毒親だけど、愛されたかった』(KADOKAWA)
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