女の悩みにズバリ回答!「子離れ後のために、今できることは?」
子育て、仕事、人間関係……どこまでも尽きない女の悩み。一人で悩んでいないで相談してみませんか? 今回は、子育て中のママのお悩みに、作家の桜木紫乃さんがお答えします。
【お悩み】
小学校低学年と幼稚園年少の子ども2人を育てています。今30代で、40代になったとき、自分には何も熱中できるものがないのではと不安です。子育てと仕事で毎日あっという間。趣味はなく、好きなことをしていいよといわれても困る自分がいます。自分も大切にしながら、子離れの準備を少しずつでもしたいです。どんなことから始めるとよいでしょうか? 今できること、しておいたほうがいいことがあれば教えてください。(山形県 だるまちゃん 37歳)
【桜木さんの回答】
37歳。子育てと仕事で毎日があっという間。そりゃそうだ、母ちゃんやってるだけでも暇なんかないですって。だからホントは、今から子離れ後のことを考えられる暇もないんですよ。悩むの早すぎますよ、だるまちゃん。あのね、趣味って自然発生的に生まれくるものだったなあと、30代40代を振り返ってみると思うんです。好きなことしていいよと言われたら、いくらやりたいことがあっても困ります。誰かの「いいよ」の範囲内で好きなことを選択するのは、結構不自由ですもん。ご主人、理解のある優しい方なんでしょう、女に余裕をくれるような。だからこそ迷うんだよね。
今からする子離れの準備は、はっきり言っちゃうと徒労です。子どもが小さい頃は、子離れする際の自分がどんな状況なのか想像できないもの。周囲にいる誰かと比較して、自分もそうなったらどうしようと思っていませんか?今できることは、子どもたちが遠慮するほどご主人といちゃついておくことだと思うけど、どう?
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。
イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人
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