ずっと暴力をふるってきた母親がみせた、優しい笑顔。そして幼い頃の思い出が嬉しくて…(4)

#趣味 
母が喜んでくれた

『親ガチャにハズれたけど普通に生きてます』4回【全8回】


「毒親に育てられ、人生がどん底まで転がり落ちても、やがて再生して、今は普通に暮らしています」
美しい母が暴力をふるう機能不全家庭に育ち、親の離婚で実の父親とは決別。やがて現れた新しい父親もまた、理不尽な暴力をふるう男でした。両親の仕打ちに怯えながら育ち、職場も転々として、さまざまな出来事に遭遇して人生がどん底まで転がり落ちた著者。しかし周囲の人々の支えがあって、今は「普通の生活」を手に入れることができました…。
漫画家・上村秀子さんの半生を描いたコミックエッセイ『親ガチャにハズれたけど普通に生きてます』から、高校時代のエピソードをご紹介します。

※本作品は上村秀子著の書籍『親ガチャにハズれたけど普通に生きてます』から一部抜粋・編集しました

一番古い記憶は群を抜いて光り輝く美しい「実母」。
でもその母は恐ろしい存在でもあって…。

小学生のころ父の浮気が原因で両親が離婚。
小さな会社で事務員をしていた母は、子どもを置いて家を出ようとしていたところ同僚だった義父が「面倒を見るから子どもたちを連れて来て」と母にプロポーズ。
秀子さんと姉は「母が幸せになれるのなら」と受け入れましたが、母からの暴力がはじまりました。
理由のない暴力に対し、理不尽だとわかりつつも「無駄な抵抗」と諦めていました。
義父は美しい母と結婚したのであって私たちの親になったわけではない、と悟るのでした。

高校生になった秀子さん。家庭の経済的な事情から進学を諦めて就職することを決めたのですが、進学しない理由を担任教師から問い詰められてしまいました。「お金がない」「進学したいと言うと親に怒られる」という本当の理由は恥ずかしくて話すことはできませんでした…。

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