ピン芸人の「ピン」はポルトガル語の「点」/大人の最強雑学(7)

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大人の最強雑学(7)【全31回】


知って得するものから、びっくり仰天する驚きのネタまで。幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…? 
種々雑多な話題をわかりやすい形で発表し、注目を集める「雑学総研」による『大人の最強雑学1500』から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。

※本記事は『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました

ピン芸人の「ピン」はポルトガル語由来だった


一人芸をする芸人のことをよく「ピン芸人」と呼ぶが、この「ピン」は、ポルトガル語の「pinta」に由来している。

もともと「点」を意味していた「pinta」は、いつしかサイコロやカルタの「1」の目を表す意味へと派生。

16世紀にポルトガルから日本へ伝わった、現在のトランプに近い形をしたカルタをきっかけに、その言葉と意味も広まっていったという。

ピン芸人の「ピン」はポルトガル語由来だった


日本ではその後、「ピン=1」の意味が転じて「一番よいもの」を表すようになり、「ピンからキリまで」といった言葉も生み出された。

『大人の最強雑学1500』から、もう一つ雑学をお届け!

「ちくる」という言葉のそもそもの意味


「密告する」という意味で使われる「ちくる」という言葉。ただこれは、「チクッと刺す」から「ちくる」となったわけではないらしい。

「ちくる」とは、じつは倒語で、「口」という言葉を逆さにした「ちく」に、「る」をつけて動詞化したものだ。



「ちくる」の同義語に、「さす」という表現もある。こちらも「チクッと刺す」の「刺す」ではなく、漢字で書いて「指す」。警察などに仲間のことを密告する際、「あいつです」と指すところから来ている。

ややこしいのだが、「密告する」を意味する「ちくる」も「さす」も、いずれも「チクッと刺す」ことではないのだ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』(KADOKAWA)

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