「辛党」は「辛いものが好きな人」を指す言葉ではなかった/大人の最強雑学(18)
大人の最強雑学(18)【全31回】
知って得するものから、びっくり仰天する驚きのネタまで。幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…?
種々雑多な話題をわかりやすい形で発表し、注目を集める「雑学総研」による『大人の最強雑学1500』から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。
※本記事は『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました
「辛党」は「辛いもの好き」ではない!?
激辛のもの、塩辛いものが好きな人を「辛党」と呼ぶと思っているなら、それは大間違いだ。
辛党とは「酒好き」のこと。つまり、未成年で辛党は存在してはならないのである。
酒好きは「左党」とも呼ばれるが、これは、大工や石工などが左手にノミを持つことに由来する。「ノミ手」と「飲み手」をかけたわけだ。
一方、酒よりも甘いものを好む人を「甘党」といい、酒も甘いものも両方好きな人は「両刀遣(づか)い」という。
『大人の最強雑学1500』から、もう一つ雑学をお届け!
宝石が起源!? ふりがなを「ルビ」と呼ぶ理由
新聞や書籍などには、難しい漢字に「ふりがな」がふられている。このふりがなは、印刷用語で「ルビ」と呼ばれている。
ルビは、イギリスの印刷職人たちが活字の大きさを表す符丁として「ルビー」「サファイア」などの宝石名を使っていたことに由来する。日本の5号活字のふりがなに使用されていた7号活字が、イギリスの「ルビー」とほぼ同サイズだったことから、7号活字を「ルビ活字」と呼び、やがてこの活字のふりがなを「ルビ」と呼ぶようになったのだ。
著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』(KADOKAWA)
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