月一の銭湯が何よりのごほうび。我が家の切ないお風呂事情(13)

『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』13話【全14話】
親の離婚で始まった母との二人暮らしは、いつもお金が足りない困窮状態。家賃滞納、ごはんが足りない、制服が買い替えられない…。さまざまなトラブルに直面する子ども時代を過ごしたというやまぐちみづほさん。
中学、高校進学時など、金銭的な問題で何度となく逆境に立たされるたび、親への複雑な気持ちを抱えてきました。それでもめげずに夢を叶えるため、ひたむきに歩き続けてきたそうです。
やまぐちさんは当時について、「当時の憧れは普通の暮らし、でしょうか。小学校のときから常に『今月、電気代は払えるのかな』『ガス代は大丈夫かな』と考える生活だったので。周りの子たちは、普通にご飯が食べられて、家があって、小学生のときにそんなことを考えたりしないですよね。もちろん、習い事をしたり、家族旅行に行ったりする友達がうらやましかったですが、一番は、生活に困る心配をしなくていい暮らしに憧れていました」と話します。
やまぐちさんが女子高生だった時に描いた『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』より、中学生時代の実体験をご紹介します。
※本作品はやまぐちみづほ著の書籍『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』から一部抜粋・編集しました。
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