恐怖! それ、体形コンプレックスを増幅させてない? 気をつけたいボトムス選びのポイント

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暖かい日が増えてきてうれしい反面、何を着ようか迷ってしまうこと、ありませんか?
「なんだか去年より服がパツパツ…」、「去年までよく着ていた服が、なぜか似合わない…」、「なんだか野暮ったくなってしまう」、
そんなファッション迷子の皆さん、ご注目! スタイリストの樽山リナさんが、30~40代向けに「ボトムス」の選び方を教えてくれました。

樽山リナさん


春ファッションの肝となる「ボトムス」。ポイントは自分の体型と年齢に見合ったものを選ぶこと!どんなアイテムを選ぶべきなのか、一挙ご紹介いたします!

NGアイテム① 体型が出るスキニーデニム

オトナ女子には、「スキニーデニム」ではなく、太めの「ストレート」タイプのデニムがオススメ

「オトナになったら、自分の体型をあきらめることも肝心。年代に応じたアップデートが必要です!」と樽山さん。
お尻や太ももまわりのたくましい肉感がくっきり出てしまう「スキニーデニム」は、なかなかの危険アイテム。体型に自信がないならあきらめた方がベター! 若い頃とは体型が変わっていることを自覚し、手放す勇気もときには必要です。


オトナ女子には、「スキニーデニム」ではなく、太めの「ストレート」タイプのデニムがオススメです!

NGアイテム②:うすい色のデニム

膨張色なので、足が実際よりも太く見える原因にもなる「うすい色のデニム」

定期的に流行がくる「うすい色のデニム」ですが、これも実は危険アイテム。
「お高いブランドのデニムであれば、うすい色でもダメージ加工がきれいに映えるのですが、お安めのデニムは、加工がわざとらしく見えてしまうことが多いのです」(樽山さん)。
また、うすい色は膨張色なので、足が実際よりも太く見える原因にもなるそう。
比較的安価でも高級感が出るのは、あまり加工がされていない「ノンウォッシュデニム」です!


NGアイテム③:タックパンツ

太見えする危険をはらんだ「タックパンツ」

おそらくレタス世代の誰もが1本は持っているであろう「タックパンツ」。ウエストの下部分の生地が折り込まれて「ヒダ」状になっているのが特徴で、ゆるっとした履き心地と、シンプルでオトナっぽいデザインが人気です。

が、実はこのタックパンツ、実際よりも「太見え」する危険をはらんだアイテム。
「お腹周りが太って見えたり、足元がもったり見える可能性があります。自分自身の体型を理解したうえで、トップスとのバランスなどで調整する必要があるため、難易度は高め。選ばないのが無難かも」(樽山さん)。

オシャレ初心者でも簡単に着こなせる&細見えがかなうのは、センタープレスのパンツ!

NGアイテム④:大きなチェック柄のもの

子どもっぽい印象になりがちの「大きなチェック柄」

ギンガムチェックや、格子が大きなチェック柄は子どもっぽい印象になりがちの危険アイテム! 30~40代の方が着ると、顔の印象とファッションの幼さが、ちぐはぐな印象になってしまう可能性が。

「チェック柄を選ぶ際には、格子のなるべく細かいものを! オトナっぽく見える色合いや柄のものを選ぶのがおすすめです」(樽山さん)。


NGアイテム⑤:中途半端な丈のレギンス

レギンスの今のトレンドは、「履くか、履かないか」

ちょこっとだけ素肌が見える7~8分丈のレギンスは危険アイテム!

「たとえばワンピースを着るとき、素肌に自信がないからといって、中途半端な丈のレギンスを合わせるのはNGです!今のトレンドは、「履くか、履かないか」。足首が見えない10分丈のパンツやタイツを履くか、いっそ履かずに足を露出するか! どちらかに決めて。細めのプリーツパンツが案外便利だったりします」(樽山さん)。

ふと気づけばこの服、十数年前に買ったものだった~というあなた! 心当たりのある方は、自分の体型を知って、ファッションもアップデートしていくことが肝要です。いまの自分がよりよく見えるファッションをまとい、ファッションを楽しみましょう!

▲教えてくれたのは
スタイリスト:樽山リナさん
雑誌、カタログ、広告などで幅広くスタイリングを手がける。自身が小柄なこともあって、体形カバーのバランス感覚にも定評あり!5歳児のママ。

文= 吉田圭

写真/PIXTA 

【レタスクラブ編集部】

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