「おいしいごはん」ってこういうこと! 最新炊飯器で炊く「粒立ち」ごはんを体験してきた

毎日食べる白いごはん。おいしく炊き上がると、それだけで幸せな気持ちになりますよね。最近は土鍋で炊く人も増えていますが、簡単で便利な炊飯器を使っている人も多いのではないでしょうか?
私も炊飯器派なのですが、最近、少々不満が…。お米の銘柄によって、ぼそっと硬めに炊き上がったり、反対にべちゃっと柔らかく炊き上がったり。お米の甘みやうまみを感じられないことも多いし、お弁当の冷めたごはんや、冷凍ごはんだとさらにイマイチ…なんてことも。
もっとおいしいごはんを食べたい! “理想のご飯”を追い求め、最新の炊飯器をリサーチしてきました!
炊飯はお米、水、火だけの究極の調理法。おいしいごはんは炊飯次第
まずお話をお聞きしたのは、米どころである宮城県唯一の五つ星お米マイスター、佐藤貴之さん。そもそも「おいしいごはん」の定義ってなんですか…?

「『おいしいごはん』は、決して1つではないんです。お米それぞれにおいしさがあるので、お米の持ち味が際立つご飯こそ『おいしいごはん』といえるんですよ」。
「お米の持ち味が際立つごはん」の決め手は、見た目、香り、味、粘り、固さ。それらを引き出すために最も大切なのが炊飯、つまり、「お米」を「ごはん」に変える調理法だと言います。
「同じお米の持ち味を生かすも殺すも、炊飯次第。炊飯は、お米と水(加減)、火(加減)だけのシンプルながら繊細な調理法。ごまかしがきかないんです」と、佐藤さん。ということは、それをしてくれる炊飯器選びってやっぱりかなり重要!

そして、佐藤さんが特に大切にしているのが、ごはんの「粒感」だそう。
「ごはん食の醍醐味は『粒感』にあると考えています。お米の銘柄によって持ち味はそれぞれ違いますが、粒のしっかりしたごはんに炊き上げるのが理想の炊飯。そもそもごはんは粒食なので、粒感に合わせ、噛んで広がる甘みや旨みを楽しむものだと思うんです」
また、日本人の食べ方は、ごはんと主菜、副菜などを交互に食べ、口の中で合わせる「口中調味」が特徴。おかずに負けることなく、バランスよくおかずの味と調和する、粒のしっかりしたごはんが理想的、ということも教えてもらいました。
ジャー炊飯器づくり50年の技術をぎゅっと凝縮した最新炊飯器
佐藤さんに教えてもらったとおり、絶妙な火加減で、粒感をしっかり感じられて、お米の持ち味を生かしながら炊き上げてくれる炊飯器を探してみたところ、三菱電機のある炊飯器にたどり着きました! それが「本炭釜 紬(つむぎ)NJ-BWD10」です。業界初のジャー炊飯器を開発してから50年周年となった2022年の5月21日に新発売されるフラッグシップモデルだそうです。
「いち早くその炊き上がりを確かめたい!」と、説明会におじゃましました。


三菱電機ホーム機器株式会社 販売促進課の松村眞介さんによると、追求してきたのは、「お米本来の味を堪能でき、粒感のある『もち×あま』ごはん」だそう。
「圧力を使って炊飯すると、水の沸点が100~105℃、1.2気圧に上がり、どうしてもごはんは柔らかめに炊き上がります。この炊飯器では圧力を使わず、お米に適した100℃、1気圧の昔ながらの羽釜で炊くごはんの味わいを目指して研究を重ねてきました」

炊飯には①仕込み、②本炊き、③むらしの3工程がありますが、この炊飯器では、①でまずしっかり吸水させてから沸騰開始。従来比約23%アップという火力で「急速沸騰」し、②の本炊きに短時間で入る工程を実現させました。
また、多くの炊飯器は、本炊きの際、電気をオン・オフする「間欠加熱」で吹きこぼれないように火力を調整していますが、この「本炭釜 紬」は内釜の形状に段差をつける工夫により解消。「連続沸騰」したまま、お米の「旨味」でもある吹きこぼれを防ぐので、おいしさを逃さないのだそうです。
③のむらしの工程にも、こだわりの工夫が! 「断熱材と空気層が重なった「新・エア断熱5層」により、与えた熱を逃さず高火力・高温をキープしながら、甘みがあり、しっかりと粒立ちしたごはんを炊き上げます」と、松村さん。これは期待できそうです!

そして、炭から作られる内釜もこの炊飯器のすごいところ。1つ1つ削り出して作っていて、完成するのに約100日もかかるのだとか!
「炭はもともと熱伝導率が高い素材ですが、炊飯器の熱源であるIHとはとりわけ相性がいいんですよ。IHで温めると炭で作られた内釜全体がすばやく発熱して、遠赤外線効果でお米の芯まで一気に加熱して炊き上げます」

本炭釜のごはんは粒感と甘みがケタ違い。冷めてもおいしい!
進化した最新炊飯器の特徴に驚いていると、炊き立てのごはんを試食させてもらえることに! 今回は、料理研究家の小田真規子さんが監修したおかずも一緒に提供されました。
まず、ごはんですが、見るからにツヤツヤで、1粒1粒がしっかり。まさに「お米が立っている!」というのがよくわかります。口に入れると、まず、お米の粒粒した食感が感じられて噛み心地がよく、あとから甘みと旨味がじんわり広がっていきます。

味が濃い目の「和風キーマカレー」と一緒に食べると、口の中でごはんがカレーの味わいを中和させ、さっぱりとした「根菜のハーブきんぴら」と一緒に食べると、爽やかなきんぴらの味を引き立てるよう。まさにおかずをさらにおいしくするごはんで、思わず箸が進んでしまいました。
炊きたてのごはんがおいしいのは当然ですが、「冷めたごはんはどうですか?」と聞くと、冷やご飯も出してくれました。炊いてから3時間ほどたったごはんです。

1つは今回の「本炭釜 紬」、ほかの2つは他社の炊飯器で同じ銘柄、条件で炊いたごはんです。他社のごはんは、粘りや硬さが強めで、口の中でほどけていく感じがありませんでしたが、「本炭釜 紬」で炊いたごはんはみずみずしくふんわり。お米の甘味や香りも失われていませんでした。これは、お弁当の時間が楽しみになりそう!
冷凍・電子レンジ加熱後もおいしい「まとめ炊き(冷凍)」の炊飯モードもあるので、毎日少しずつ炊飯しなくても、いつでも炊きたての味わいを楽しめます。忙しい私たちにもぴったりですね。
ほかにも炊飯モードは、早炊きでもおいしい「うま早」、0.5~2合の少量炊飯でも粒感のあるおいしいごはんを炊ける「少量名人」、50の銘柄をお米を炊き分ける「銘柄芳醇炊き」などが搭載されています。

少人数の家族にも大家族にも、味にこわだりたい人にも、あらゆるニーズにこたえてくれそうです。
毎日使うものだから助かる! お手入れ簡単&清潔設計
炊飯器といえば、面倒なのがお手入れ。内ぶたが外しにくかったり、フレームの溝にお米が落ちてこびりつていたり、けっこうイライラするんですよね…。
この炊飯器はおいしく炊けるだけでなく、「毎日使うものだから」と、使いやすさや清潔性にもこだわっているのがポイント。洗いものは「内釜」と「内ぶた」の2点のみで、内ぶたは約171gと軽量。圧力で加圧しない炊飯器なので立体構造が必要なく、凹凸が少なくシンプルで洗いやすいんです。

フレームの溝も凹凸がないフラットな構造なので、さっと拭き取るだけですぐキレイに。これなら毎回の炊飯のたびにお手入れするのも苦ではなくなります!

また、ふた開きボタンは、ジャー炊飯器で初めて(※1)「SIAA認定抗菌(※2)」が施されています。毎日使うボタンだからこそ、こんな気遣いがうれしいですね。

毎日おいしいごはんを食べられるなんて、幸せそのもの。「おうちご飯」が多くなったいま、「本炭釜 紬」で炊いたごはんがあれば、きっと毎日の食事がもっと楽しくなるはずです。
※1 2022年3月現在
※2 無機抗菌剤、塗装、ふた開きボタン、JP0122075Ⅹ0079O。SIAAマークはISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。試験期間(一財)ボーケン品質評価機構、試験方法:JIS Z 2801 に基づく、抗菌方式:抗菌剤(ふた開きボタン)試験結果:99%
文=岡田知子(BLOOM)
Information
三菱電機お客さま相談センター 電話0120-139-365
▼詳細情報はこちら▼
本炭釜 紬 NJ-BWD10(5.5合)
2022年5月21日 新発売
◇お米本来の味をとことん堪能できる、かため食感を極めた「本炭釜×新制御」
◇底から大泡を発生させ、お米を押し上げる10mmの「泡昇り釜底」
◇お米の旨味をとことん引き出す「本・熱密封かまど構造」×「特許・連続沸騰」(※3)
※3 登録日2010年10月22日。連続沸騰を実現する手段となる独自の制御にて特許を取得。
◇大火力を絶やさない「連続沸騰」
◇急速沸騰を実現した三菱電機独自の「新・八重全面加熱」
◇「もち×あま」を実現する第五世代の新しい段付き内釜
◇包み込むように遠赤外線を放射し、お米の芯まで熱を伝え、ふっくら炊き上げる「スリム内ぶた」
◇全国50銘柄「銘柄芳潤炊き」
◇まとめ炊き(冷凍用)モード
◇4とおりの玄米炊き分け
◇15とおりの「炊き分け名人」
◇少量専用の炊き方「少量名人」
◇長粒米をパラリと炊き上げる「長粒米モード」
◇2つの「時短モード」
◇エコ炊飯モード
◇3つの保温モード
◇見やすい液晶
◇お手入れしやすい「フレームフラット」
◇ジャー炊飯器業界初の「SIAA認定抗菌(※4) ふた開きボタン
※4 無機抗菌剤、塗装、ふた開きボタン、JP0122075Ⅹ0079O。SIAAマークはISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。試験期間(一財)ボーケン品質評価機構、試験方法:JIS Z 2801 に基づく、抗菌方式:抗菌剤(ふた開きボタン)試験結果:99%
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