残された時間はあと少し。生前の妻が飼い猫にそっと語りかけた言葉とは?(6)
『ねことじいちゃん7』6話【全6話】
猫と老人が暮らす、小さな島の町。
島民すべてが顔なじみのような環境で、のんびりと老後生活を送る、元小学校教諭の大吉じいちゃん。亡き妻と育てた飼い猫・タマとともに送る日常は、朝から家事をこなし、畑仕事に精を出し、島内の喫茶店へ出かけたりと、なかなかアクティブな様子。
ある日、押し入れから古いアルバムを引っ張りだしてきたじいちゃん。そこには若い頃に買った自慢の愛車や幼かった息子、亡くなる直前の妻も写っていました。
病気が進行し、床に伏せがちだった妻の体調を気遣うじいちゃん。タマを連れた2人は、思い出のつまった島内をゆっくりと巡り、海へと向かいます。
心がじんわりと温かくなるような、小さな幸せがぎゅっとつまったエピソードをご紹介します。
※本記事はねこまき(ミューズワーク)著の書籍『ねことじいちゃん7』から一部抜粋・編集しました。
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