結末はまだわからない。だけど、彼と一緒にいるために戦うと決めた/君の心に火がついて(6)

『君の心に火がついて』6話【全10話】
心の中に押し込めた思い、ありませんか?
夫との関係に悩む主婦・早瀬つむぎ。日々の辛さを夫に理解してもらえず苦しんでいるところに、謎の少年・焔(ほむら)が現れます。
人間が強い意志を持った時に心に灯る“火”を吸うことで生きていると語る焔。つむぎは、彼に悩みを話すことで、蓋をしていた自分の思いに気づきます。
自分たち夫婦は対等ではなく、支配関係にあることに気付いたつむぎ。夫に支配されることをやめるため、彼と戦うことを決意します。
一方、夫・一哉は今までと態度を変えたつむぎに苛立ちを隠せません。「俺が頑張っているのと同じだけ、つむぎにも頑張ってほしいだけ」。
そこに現れた焔が、一哉につむぎのある記憶を見せてきて…。
夫婦関係、仕事、恋愛など、人生にはさまざまな悩みがつきもの。焔との出会いをきっかけに、人生の迷いや葛藤と立ち向かっていく登場人物たちの姿にきっと勇気をもらえます。
Twitterで話題の作家・ツルリンゴスターさんの『君の心に火がついて』書籍化を記念して、試し読み企画をお送りします。
※本記事はツルリンゴスター著の書籍『君の心に火がついて』から一部抜粋・編集しました。
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