父親に別の家庭があった…?知らない女と子どもが待つアパートに入る「私のお父さん」(1)

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普通が一番ね

『わたしは家族がわからない』1話【全14話】


おかしいのは誰?「家族のあり方」を揺るがす、平穏な日常に起きたある出来事とは。

役所勤めの家族想いで真面目な夫の誠。「普通がいちばん」が口癖のパートの妻・美咲、父親が大好きな保育園児の娘・ひまり。
「地味だけど幸せ」。そんな平凡な3人暮らしを送っていた星野家ですが、ある日、何の前触れもなく誠が1週間失踪します。
それから年月が経ち、中学生になったひまりは、父の失踪について、幼い頃のおぼろげな記憶を頼りに調べ始めます。
幼い頃は疑う余地もなかった、父と母が作り出していた「普通」の我が家。成長した娘によって、綻びはじめた家族の本来の形があぶり出されていきます。

やまもとりえさんの新作ミステリコミックエッセイ『わたしは家族がわからない』から、意外な場所でひまりが目撃した父の姿、幼かった頃の家族の記憶をたどるエピソードをお送りします。

※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしは家族がわからない』から一部抜粋・編集しました。

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