猛暑を乗り切るアイデア満載イベント!全国の暑い町を結ぶ「アツいまちサミット」

#くらし 
アツいまちサミット2022

5月のうちに30℃を超す暑さとなった2022年。今年の夏もうんざりするような猛暑の予報が出ています。毎年暑さ対策の重要性が叫ばれていますが、ついついクーラー頼みになってしまいがち。そこで、全国の暑いことで有名な地域に住む人々に暑さを乗り切るお知恵を拝借しようと、「アツいまちサミット2022」に参加してきました。

アツい5都市が暑さ対策でタッグを組む!

今年で9回目を迎える「アツいまちサミット」とは、日本の歴代最高気温を記録した静岡県浜松市、埼玉県熊谷市、高知県四万十市、岐阜県多治見市、山形県山形市の5都市が、暑さ対策先進都市として住みやすい町づくりの提案を行うイベントです。
2022年は「100万人に届ける!わが町の暑さ対策!」がテーマ。市民団体や学生が考えたこの夏の各市の暑さ対策アイデアが続々と発表されました。コロナ感染対策のため、熊谷会場以外の4都市は「YouTube Live」で中継を繋いでのオンライン開催となっています。

熊谷市長

開会宣言に続き、市のマスコットキャラクターであるニャオざねと一緒にゲストの小林哲也・熊谷市長が登壇。「暑さをネガティブにとらえず、対策をしながら楽しむ視点をもってほしい」とコメントしました。なるほど、日本有数の暑さで知られ、「熱中症対応キット」の設置や「クーラーのサブスク事業」など、先進的な取り組みをしている同市ならではのアドバイスです。

今年は5都市の全体活動としてサステナブルな視点を取り入れ、楽しみながら暑さ対策を継続していけるよう効率化やシステム化にも取り組んでいます。その一端が、熊谷市と東京理科大学が共同で取り組む、オーダーメイドで暑さリスクを知らせるシステム。ほかには、熊谷と山形の駅ビルが共同で実施する、埼玉が舞台のマンガキャラクターを使った謎解きキャンペーンもありました。共催している伊藤園も、麦茶の製造後に大量に廃棄される麦茶殻を緩衝剤やプランターなどに再利用しているそうです。

地域の資源をうまく使ったユニークなアイディア


続いて各市の取り組みが紹介されます。

発表スライド(四万十市)

四万十市は、夏バテ予防に効果のある特産品・米ナスの活用がポイントです。学校給食のメニューに加えたり、地元飲食店と連動して米ナス料理を提供したり。8月の「ナスフェス」では、うちわづくりや巨大米ナス釣りなど、楽しいイベントも開催されます。

浜松市は、「サッカー王国静岡」らしく、スポーツ中の水分補給の大切さを子どもたちにPRしていくそうです。

発表の様子(山形市)

山形市は水かけごはんに漬け物などを合わせる郷土料理「水まんま」を活用したコンテストを行います。集まったオリジナルメニューはレシピ集にまとめて全国に発信していくそうです。山形大学と連動で涼しい場所や冷たい食べ物の店を集めたクールスポットマップも制作・発信します。

10年以上も熱中症の死亡者数0人を誇る多治見市では市民から独自の暑さ対策アイデアを募る「暑さ対策博覧会」が開催されるそう。

発表スライド(熊谷市)

熊谷市は熱中症の40%は室内で起きていることに注目。断熱処理をしたタイニーハウスを制作して、断熱していないハウスと比べ室温や体感温度がどれほど違うかを市民に体験してもらう取り組みを行います。空き店舗に遮熱塗装を施し、サンシェードを設置した体験型ショールームも設けるそう!

どの都市も特産品や市民の特性といった地域資源を活用し、市民を巻き込んで活動していますね。暑いわが町を住みやすい町、誇れる町にしていきたいというみなさんの熱意がヒシヒシと伝わってきました!

暑さ対策には水分+ミネラル補給を

では、個人レベルでの暑さ対策はどうすればいいのでしょうか。そのコツを、千葉中央メディカルセンター・黒沢哲生先生が教えてくれました。

黒沢先生

「マスクをしていると、のどの渇きを感じにくいので、体に熱がこもりやすくなります。暑さへの感度が落ちる高齢者や、体温調節が未熟な乳幼児には、とくに気をつけてあげましょう。室内だから、夜だから、という油断も禁物です。
暑さ対策には水分補給が重要とよく言われますが、じつは健康維持に大切なミネラルも補給することが重要です。このため、水分だけでなく、ミネラルも一緒に補給できる『健康ミネラルむぎ茶』は暑さ対策にぴったりの飲み物。一気にたくさん飲むと、十分に吸収されないまま尿として排泄されてしまうので、1時間に1回、コップ1杯の水を飲む、『点滴飲み』を行いましょう」

みんなでミネラル補給の様子

最後は5都市のマスコットキャラクターが勢揃いし、みんな一緒に伊藤園の『健康ミネラルむぎ茶』をゴクゴク飲んで、水分とミネラルを補給。この夏の暑さ対策のヒントをたくさんもらえるイベントでした!

取材・文=春日あずさ

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