「七夕」を「たなばた」と読むナゾ。そのルーツは?/雑学うんちく図鑑(29)

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7月7日は七夕

『雑学うんちく図鑑』29話【全38話】


ウナギにも毒があるって本当?
「おざなり」と「なおざり」の違いは?
お腹がすくと「グ~」となるのはなぜ?

などなど、知っているようで知らなかった意外なことやおもしろトリビアをご紹介!

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生活に役立つものから、考えたこともなかったようなあっと驚く知識まで、知っておくと毎日がちょっと豊かに♪ 日々の会話やちょっとした雑談のネタとしてもおすすめです。

※本記事はケン・サイトー著の書籍『雑学うんちく図鑑』から一部抜粋・編集しました。


「七夕」を「たなばた」と読む謎

七夕の読みは棚機の読みがのこったもの


ハミダシうんちく

七夕はもともと「はた織り」に関するものでしたが、後に「芸事」や「書道」「詩歌(しいか) 」などの上達を願うような行事になり、現在ではすべての願い事を祈るようになっています。これらの願いを書いた短冊(たんざく)を飾る「笹(竹)」は、緑を保ち、まっすぐ伸び、生命力にあふれることから神聖な植物と考えられ、昔から神事に多く使われてきました。

風習や伝説が合わさった現在の「七夕」


ハミダシうんちく

「おりひめとひこぼしの伝説」のあらすじは次のようなものです。天の神様は、機織りに精を出す娘・おりひめの結婚相手に、働き者の牛使い・ひこぼしを見つけます。2人は仲のいい夫婦になると、遊んでばかりで働かなくなってしまいました。それを見た天の神様が「天の川」で2人を引き離すと、今度は泣いてばかりだったので、1年に1度だけ会うことを許しました。

出典=ケン・サイトー/『雑学うんちく図鑑』

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