理想は高くても、現実は残念な暮らしに!? 「やれない」から「やらない」へ/無敵!の家事ルーティン(2)

毎日の家事、本当にしんどいですよね。でもやらないといけないし、どうにか手を抜けないだろうか…そう思っているのは、あなただけではないかもしれません。
夫と小学生の娘2人の4人家族、主婦歴は9年になるけど家事は嫌い! そんなズボラニスト timoさんが、「いかに家事から逃れるか」をとことん追求した、ズボラ家事の決定版をご紹介。
・ソファに寝そべりながら家事を回す方法
・家事や育児の時間は減っても家が整う理由
・家事をラクにする物選び などなど
家事をサボっている罪悪感は消え、さらに今より家がキレイに片づくというミラクルが起こるかも!?
※本記事はズボラニスト timo著の書籍『無敵! のズボラルーティン 必要最小限の家事で見た目が整った家を手に入れる』から一部抜粋・編集しました
高い理想を持ちながら、残念な暮らしをしていました
これは、自分ができる主婦だと信じて疑わなかったかつての私の話です。1日のタイムスケジュールはこんな感じでした。

誰よりも朝早くに起きた私は、家族4人分のお弁当を詰めてから朝食を作り、自分の身支度をすべて終わらせ、夫と2人の娘を起こします。当時は娘たちもまだ幼く、すべてに手がかかっていたこともあり、朝は余裕ゼロ。夫を送り出し、娘たちの支度を終えたら、大急ぎで洗濯物を干し、大量の保育園グッズを抱えて、慌ただしく保育園とパート先に向かいます。
勤務時間の15分前には仕事を始め、昼休みも半分は仕事に費やし、時間が過ぎてもサービス残業。ようやくパートが終わったら、娘たちを迎えに保育園へ。グズグズする娘たちを抱っこにおんぶでなだめつつ、夕飯の買い物をします。一筋縄ではいかない娘たちのワガママに疲れ果て、アパートの玄関に着く頃には怒る気力も皆無です。
帰宅するやいなや、そのまま大荒れの部屋を突き進みソファへダイブ。何もしたくなくてギリギリまで粘りますが、妻であり母親であるという重圧から渋々立ち上がり、キッチンへ。
朝に食器洗いをサボったツケを払ってから、ようやく今日のお弁当箱を洗います。
やっと料理に取りかかれると思った矢先、姉妹げんかが勃発。仲裁に時間を奪われたことで、せっかく入ったやる気スイッチは切れました。頭の中の辞書から一汁三菜という言葉をそっと削除し、夕飯は焼きそばに(しょうがない×3)。
慌ただしくお風呂に入り、バタバタと娘たちの歯の仕上げ磨きをして、寝室へ寝かしつけに向かいます。布団に入った私は、今日も何もできなかったと自分を責めつつ、娘よりも早く眠りにつくのでした。
「やれない」から「やらない」へ。
ズボラニストの平日ルーティン
ズボラニストになった現在の私はといえば……

毎朝5回目のアラームで嫌々起き上がり、娘たちを起こします。半分寝ながらキッチンへ向かい朝食の準備。私のいう準備とは、買ったパンや残りものなど調理の必要がないものを出すのみ。わざわざ作りません。
お弁当を詰めて娘たちの水筒にお茶を入れたら、私の出番はほぼ終了。あとは一定の間隔で「早くしないと遅れるよ〜」と声がけするだけ。基本、自分のことは自分でしてもらいます。
娘たちを見送り、スキンケアもメイクも最小限で済ませ、テキトーに朝ごはんを食べたらコーヒー片手にYouTubeを見始めます。
出勤時間ギリギリまで堪能し、猛ダッシュで歯磨き。ロボット掃除機にまかせて、いざ出勤。
勤務開始4分前にタイムカードを押し、息を切らしながら席に着きます。まるで出勤前に全力で家事をこなしてきた人のように。
就業時間終了と同時に席を立ち、スーパーには寄らずに学童にお迎え。帰宅後、娘たちの宿題を見たら、コーヒーとおやつを持ってソファへ。シンクの洗っていない食器なんて知りません。それは食洗機の仕事。
子供と一緒に堂々とダラダラ時間を満喫した後は、カット野菜や冷凍野菜で簡単調理。やる気がないときはレトルトでもいいやと思うようにしてからはキッチンへ向かう際の憂鬱感も減りました。
洗濯物干しやお風呂の掃除も簡略化したため、家事にかかる時間は激減。夕方ソファで休む時間があるから、娘たちを寝かしつけた後も起きていられるようになり、漫画を読んだり動画の編集作業をしたりと自分の時間が増えました。
著=ズボラニスト timo、イラスト=タカヒロコ/『無敵! のズボラルーティン 必要最小限の家事で見た目が整った家を手に入れる』(KADOKAWA)
Information
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