当時の看護師は貧しい女性がつく仕事。でも乳母の看護で再び人の役に立つ喜びが胸にあふれて【看護に生きた戦場の天使ナイチンゲール】(9)

クリミア戦争での献身的な活躍から「クリミアの天使」と呼ばれ、統計学を使って医療に改革を起こすなど、生涯をかけて看護の基礎を築いた看護師、フロレンス・ナイチンゲール。しかしその人生は、波乱に満ちたものでした。
今から約200年前、イギリスの上流階級の家に生まれ、なに不自由ない環境で育ちますが、好きなことはダンスやドレスよりも本や勉強という「変わった子」。やがて慈善活動などを通して「人の役に立ちたい」と強く願うようになります。『まんが人物伝 ナイチンゲール 看護に生きた戦場の天使』から、彼女が看護の大切さに気づくエピソードをお送りします。
病に倒れた乳母が、酔っ払いの看護師からひどい扱いをされていることに衝撃を受けたナイチンゲール。自ら看護をかって出て、献身的に看病しますが…。
※本記事は監修/金井一薫、まんが作画/さくらの書籍『まんが人物伝 ナイチンゲール 看護に生きた戦場の天使』から一部抜粋・編集しました




ナイチンゲールが看護に人の役に立てる喜びを見出した矢先、乳母は帰らぬ人となってしまいました。看護の大切さに気づいた彼女は、この後、家族に反対されながらも看護師を目指す意志を固めます。裕福な女性が働くこと自体「みっともない」とされた時代に、華やかな生活を捨て、仕事に生きる道を選んだナイチンゲール。いかに優しさと強い使命感を持った人だったのかが伝わってきます。
監修=金井一薫、まんが作画=さくら/『まんが人物伝 ナイチンゲール 看護に生きた戦場の天使』(KADOKAWA)
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