女の悩みにズバリ回答!「気の強い妹とどうつきあったらいい?」
人間生きていれば悩みはいろいろ。まして、女ともなれば、妻、母、嫁…いろいろな立場でのいろいろな悩みが。誰かに相談することで、少しでもラクになりませんか。今回は作家の桜木紫乃さんが「気の強い妹とのつきあい方」についてアドバイスしてくれます。
【お悩み】
妹との関係で悩んでいます。妹は昔から気が強いのです。先日も妹と電話で話していたところ、ささいなことで口論になり、最後は「ガチャン!」。妹はママ友などとも、うまくいかなくなるとすっぱり関係を切っているようです。私は昔から、調整型といえば聞こえはいいですが、人の顔色をうかがってしまうタイプ。気づけば、妹と接するのにビクビクしています。妹とのつき合い方について、アドバイスをお願いいたします。(山形県 そば子 46歳)
【桜木さんの回答】
「ウマが合わない」で片づけられない、きちょうめんな性格ってことですよね。お互い姉妹でなければあまり深くおつき合いしたい相手でもなし。友人にもならない人間どうし。「ガチャン」とやっても次があるから、よけいに腹が立つ。ママ友達とうまくいかなくなるとすっぱり関係を絶っちゃうという妹さんは、人づきあい全般で、ある意味正直なんでしょうね。
関係のあり方はあり方として、姉には姉の役割がある、と私は思っています。あなたは今後も、特別に変わらなくていい。「ガチャン」には「ああまたか」でオッケー。むだに心を傷めないで。今後、どうしても姉妹で並んで人前に出るときには、姉がぴしりとやらねばいかんときがある。ここ一番で意見を求められる人として、どうか自信を持って「姉」でいてください。説得力が欲しいとき、人は「感情的」な発言と「冷静」さを瞬時に見分けます。妹には妹の生き方とポジションが、姉には姉の立ち位置がある。世界を変えてゆく妹、世界を守ってゆく姉。いいと思いませんか。
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。
イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人
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