【包丁おすすめ22選】プロが教える包丁の選び方とおすすめ商品

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【包丁おすすめ22選】プロが教える包丁の選び方とおすすめ商品

旬の野菜や新鮮な肉類といった食材をおいしい料理に変身させるためには、食材の繊維を壊さず、旨味を逃がさないことが大切です。そこで重要なのが、使う包丁の種類と切れ味。しかし、扱う食材や用途によって、それに適した素材やタイプなどさまざまな種類があり、自分に合った包丁を選ぶのは、なかなか難しいですよね。

そこで、人気料理家・ぐっち夫婦のTatsuyaさんに、各種包丁の基本的な知識から上手な選び方、使い方のコツ、おすすめ商品を教えてもらいました。

プロならではのアドバイスを参考にすれば、あなたのクッキングライフをサポートしてくれる頼もしい相棒が見つかるはずです!

▶︎教えてくれた人
ぐっち夫婦・Tatsuyaさん

ぐっち夫婦・Tatsuyaさん

妻のSHINOさんと共に、料理家として活動。飲食店にて独学で料理を学ぶ。食べること、作ること、誰かに料理を振るまい、食べる時間飲む時間をともにするのが好き。料理家活動の他、企業のマーケティングや新規事業立ち上げ等のコンサル業務に携わる。
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Youtube:ふたりごはん【料理家ぐっち夫婦の料理チャンネル】
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包丁選びの基本

包丁選びの基本

まずは、本体の素材ごとの特徴や、適した食材など、包丁を選ぶ際に手がかりとなる基本的なポイント、お手入れ方法の基本についてご紹介します。

「お手軽価格のものからハイクオリティーラインまでいろいろあるなかで、まずは自分にとって使いやすいかどうかが、包丁選びの基本になるかと思います」と、Tatsuyaさん。

「いろいろ使ってきた中での感想ですが、やはり金額がお高い包丁はさびにくく、切れ味もキープしてくれるのですが、なかなか手が出にくいというのが難点ですね。ですが、1万円前後の包丁ならば、切れ味も使い勝手もいいですし、メンテナンスも楽なので、こちらの価格帯の商品がおすすめですね。包丁は毎日使う道具なので、自分に合ったものを選びたいですよね。『ちょっと大きい』『皮をむく時には重いかも』といったストレスは、使う方の手の大きさや手首の強さなどで大きく異なります。使えば使う度に愛着が湧く“相棒”となってくれる道具なので、お気に入りの一本を見つけましょう」

知っておきたい包丁の種類と用途

知っておきたい包丁の種類と用途

包丁と一言でいっても、出刃包丁や菜切り包丁といった江戸時代に誕生した和包丁から、幅の広い中華包丁や牛刀といった海外からやって来た包丁と、種類は多様。どの包丁を購入していいか、キッチン用品売り場で悩んでしまい、結局購入に至らなかったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

「いろいろな種類がありますが、まずは三徳のような万能包丁を1本、持つとよいでしょう。その上で、余裕があるのでしたら14センチメートルくらいのペティナイフなどがあると小回りが利きますし、手の小さい女性にもおすすめですね」

包丁の種類

初めて包丁を購入する方におすすめ【三徳包丁】

初めて包丁を購入する方におすすめ【三徳包丁】

日本の家庭で一般的に使われている万能包丁。日本の伝統的な菜切包丁と西洋から伝わったシェフナイフ(牛刀)の長所を組み合わせて誕生したといわれています。魚、肉、野菜といった3つの素材を切るのに適しているので、この名前が付いたとされています。刃渡り15~18センチメートルくらいのサイズが、家庭で扱うにはちょうどいいでしょう。「使う人を選ばない、何でも切ることができる包丁です。初めて包丁を購入する際は、こちらがおすすめです」


大きくて固い食材を切る時に時におすすめ【牛刀】

大きくて固い食材を切る時に時におすすめ【牛刀】

シェフナイフとも呼ばれる、海外で使われることの多い大きめの包丁。包丁の付け根に近い“アゴ”と呼ばれる部分から切っ先まで、刃全体で切ることができるので、大きな食材を切るのに適しています。「かぼちゃや大根、白菜やスイカなど大きくて固い食材を切る時に使います。刃渡りは16~24センチメートルと長めな上に適度な重さがあるので、手の大きな男性におすすめです」


魚介類をさばくのに最適【柳刃包丁】

魚介類をさばくのに最適【柳刃包丁】

主に関西方面で使用される、先端が尖った細身の和包丁。刺身など、魚介類をさばくのに特化しているため、刺身包丁とも呼ばれます。刃渡りの長さが特徴で、大きいものだと40センチメートルにもなるため、広いキッチンスペースや収容場所が必要になるでしょう。


皮むきやみじん切りなど細かい作業におすすめ【ペティナイフ】

皮むきやみじん切りなど細かい作業におすすめ【ペティナイフ】

牛刀を小型化した12〜15センチメートルの包丁で、フルーツや野菜の皮むき、ねぎなどの薬味を刻むといった細かい作業に向いています。「女性ではこちらをメインナイフとして使用する方も多く、僕の妻・SHINOも刃渡り13センチメートルのものを愛用しています」


パンやスポンジケーキなど柔らかな食材に最適【パン切り包丁】

パンやスポンジケーキなど柔らかな食材に最適【パン切り包丁】

パンやスポンジケーキなどの食材に適した包丁です。刃先に波状の加工が施されているので、通常の包丁ではなかなか難しい柔らかな食材もしっかり切ることができます。


包丁の素材

包丁の素材

かつては鉄が主流だった包丁も、時代の変化とともに、さびにくいステンレスや、軽くて切れ味が長持ちするセラミックなど、さまざまな素材で作られるように。

さびにくくて丈夫!多くの包丁に使われている素材【ステンレス】

さびにくくて丈夫!多くの包丁に使われている素材【ステンレス】

鉄をメインに、さまざまな金属を配合した合金鋼を素材とするステンレス。さびにくく丈夫なことが特徴で、メンテナンスが簡単なのが魅力。現在使われている包丁の多くがステンレス製となっています。柄が合板製のものと、刃と一体になっているものに分かれているので、好みに合わせて選んでみてください。「僕たちが使っているのはステンレス製の包丁です。適度な重さがあって、小回りが利いてけがもしづらいと感じています」

また、ステンレス素材のなかでも、古代インドで作られていたウーツ鋼独特の文様を再現した「ダマスカス包丁」も、その美しさで人気を呼んでいます。

ウーツ鋼独特の文様を再現

「モリブデンなどの硬質の鋼を芯材に、その上からさまざまな鋼や金属を重ねて作られているので丈夫です。僕たちがメインで使っている包丁もダマスカス包丁なんですよ」

軽さと切れ味を兼ね備えた初心者向けの素材【セラミック】

軽さと切れ味を兼ね備えた初心者向けの素材【セラミック】

歯科治療にも使われている、白い陶製のとても硬い素材です。軽さと切れ味を兼ね備えているので、子どもや料理初心者といった包丁ビギナーにも向いています。金属イオンが出ないため、リンゴやレタスを切っても切り口が変色しにくく、きれいに仕上げることができます。また、食材に金属臭が付かないので、お刺身やフルーツといった繊細な食材を切るのにも向いています。酸やアルカリにも強いので、レモンなど酸味のあるフルーツを切っても、刃が腐食しないのも魅力です。その一方で、陶製という材質上、シンクに落としたり、また、かぼちゃ、冷凍食品(半解凍食品)などの硬い食材に使用すると、刃が欠けたり、折れる場合があるので注意が必要です。

切れ味抜群で上級者向けの素材【鋼】

切れ味抜群で上級者向けの素材【鋼】

主に和包丁に使われる昔ながらの素材で、切れ味は抜群。切れ味が落ちてきても、研ぎ直しをすれば、すぐに元通りになるため、プロの料理人に愛されています。その一方で、さびやすく欠けやすいといった弱点も。使用後はしっかり水気を取って保管するなど、丁寧な取り扱いが求められます。「しっかりとした重さがあるので、安定して食材をカットすることができます」

ライフスタイル別におすすめする包丁の種類

さまざまな種類のある包丁を用途によって使い分けることは、料理上手への近道へのひとつ。とは言っても、置き場所や予算などの問題で、種類をそろえるのもそう簡単なことではありませんよね。使う人に合わせた包丁選びのポイントをTatsuyaさんが教えてくれました。

家庭用におすすめの包丁

家庭用におすすめの包丁

「日常的に料理をする家庭では、すでに三徳包丁をメインに使用していることが多いはず。そんな中で、あると便利なのがペティナイフです。小さくて軽いので、桃やリンゴなどフルーツの皮むきをはじめ、プチトマトなど小さめの食材のカットに向いています。刃先が細いので、しいたけやこんにゃくなどに飾り包丁を施す際にも使い勝手が良く、思い通りのカットができるでしょう」

初心者、一人暮らしの方におすすめの包丁

初心者、一人暮らしの方におすすめの包丁

「やはり万能包丁でもある三徳包丁が基本ですね。まずは、三徳包丁の重さや刃の長さなどの感覚に慣れることが大切です。三徳包丁を使い続ける中で、『もう少し軽い方が使いやすいかも』『もっとパワフルな包丁が自分には合っている』といった方向性が見えてくると思います。そういった希望に合わせて、軽いセラミック製のペティナイフや牛刀を2本目として購入するのがおすすめです」

上級者や本格的に料理をする人におすすめ

上級者や本格的に料理をする人におすすめ

「扱う食材に合わせた包丁選びをおすすめします。たとえば、釣った魚を三枚に下ろしたい、という時には出刃包丁が、その後のお刺身には、柳刃包丁が素晴らしい仕事をしてくれるでしょう。研ぎ石を使った本格的なメンテナンスにもチャレンジしてみてください」

ブランド・メーカー別のおすすめ包丁

海外、そして日本にも存在する刃物メーカーからは、使いやすくて美しいデザインの包丁がたくさん発売されています。そこで、Tatsuyaさんと編集部が厳選した、各メーカーのおすすめ商品をご紹介します。料理初心者の方でも使いやすい包丁や比較的値段のお安い包丁、Amazonや楽天のランキングで人気上位の包丁、そして、スタイリッシュでおしゃれなデザインが魅力的な包丁まで、22種類の包丁をラインアップしました。

ツヴィリングでおすすめの包丁

Tatsuyaさん夫妻も愛用している、ドイツの人気メーカー・ツヴィリングの包丁。日本では、双子マークのツヴィリングブランドも合わせて「ヘンケルス」という呼び名で親しんでいる方も多いです。世界的に愛されているブランドだけあって、シンプルでスタイリッシュなデザインと使いやすさが魅力です。

ツインセルマックス MD67 シェフナイフ 200mm 日本製

ツインセルマックス MD67 シェフナイフ 200mm 日本製

日本では牛刀という名前で知られるシェフナイフは、その名の通り、プロのシェフも愛用している包丁。美しいダマスカス紋様は、ブレードの両側からステンレスとニッケルを交互に66層重ね合わせた133積層構造。同じ文様のものは存在しない、1本1本が唯一無二の存在という面でも、所有欲をかき立てられます。ツヴィリング史上最高の硬度を誇るMC66スチールを使用しているので、冷凍食材などにも適しています。
「私たちのメイン包丁です。切れ味、使い心地もよいですね。重さもしっかりとあり、硬いものや大きいものを切るときも安定します」


ツインセルマックス MD67 ペティナイフ 130mm 日本製

ツインセルマックス MD67 ペティナイフ 130mm 日本製

手にしっくり収まるサイズ感が特徴の、一般的な小型包丁。フルーツや野菜の皮をむくなど、まな板を使わない作業にも向いています。切っ先を鋭く仕上げているため、ジャガイモの芽をくり抜いたり、飾り切りなどの細かい作業にも適しています。「SHINOのメイン包丁です。切れ味抜群で、小さく扱いやすいのが特徴です。柄の部分のカーブが手のひらにフィットし、持ちやすいのが気に入っています」


ボブ・クレーマー ユーロ ステンレス プレップナイフ 140mm 日本製

ボブ・クレーマー ユーロ ステンレス プレップナイフ 140mm 日本製

手にしっくりとなじむハンドル、究極の切れ味を誇るボブ・クレーマー氏こだわりの刃付けという特徴をツヴィリング J.A. ヘンケルスの日本のナイフ職人が見事に再現したシリーズです。「世界最高峰のナイフ職人ボブ・クレイマー氏がプロデュースしたシリーズで、僕のメイン包丁です。セルマックスのペティよりも少しだけ大きく、重さもあります。男性にとってとても扱いやすい1本かと思います。切れ味抜群です!」


Henckels ヘンケルス 「ミラノα 三徳包丁 180mm 日本製」

Henckels ヘンケルス 「ミラノα 三徳包丁 180mm 日本製」

流線型フルメタルのシェイプが美しい、切れ味に優れ、高品質で衛生的な三徳包丁。モナカ型ハンドルは持ちやすく手にフィットする美しいシェイプなので長時間の使用で疲れにくくなっています。「私たちの愛用しているツヴィリングJ.A.ヘンケルスのメーカーが出している包丁です。お値段もお手頃なので、一人暮らしをする方におすすめの1本です!」


貝印でおすすめの包丁

爪切りやハサミ、ピーラーなどでも知られる日本を代表する刃物メーカー・貝印の包丁は、有名百貨店をはじめ、スーパーやホームセンターなどでも購入可能。刃物の町として知られる岐阜県関市に受け継がれる匠の技を生かしたブランド「関孫六」などは、多くの家庭で愛用されています。

貝印 KAI 三徳包丁 関孫六 匠創 165mm 日本製

貝印 KAI 三徳包丁 関孫六 匠創 165mm 日本製

家族共通で使える、ちょうどいいサイズのステンレス製万能包丁。持ち手もオールステンレスなので、洗いやすいのが魅力です。(編集部)


貝印 KAI セーフティ ナイフ 包丁 関孫六 匠創 130mm

貝印 KAI セーフティ ナイフ 包丁 関孫六 匠創 130mm

丸みを帯びた刃先など、安全に配慮したセーフティー三徳包丁。子どもはもちろん、料理初心者にもぴったりです。こちらをメインに、ペティナイフと併用した使い方がおすすめです。(編集部)


関孫六 10000CL 小三徳145 三徳包丁(万能包丁)

関孫六 10000CL 小三徳145 三徳包丁(万能包丁)

柄に積層強化木の白合板を使用した、高級感たっぷりのビジュアルの三徳包丁です。ペティナイフに近いサイズなので、手の小さい女性や子どもも使いやすい商品です。(編集部)


その他ブランドでおすすめの包丁

グローバル 三徳 刃渡り 18cm G-46

グローバル 三徳 刃渡り 18cm G-46

Tatsuyaさんがおすすめするお手軽価格の三徳包丁。柄の部分は穴が空いているので、洗った際の水はけも良く、清潔に使い続けられる工夫が施されています。「料理好きの方におすすめのエントリーモデルの1本です。切れ味もよく、ステンレスなのでメンテナンスも楽ですよ」


下村工業 日本製 ヴェルダン 三徳 包丁 165mm モリブデン バナジウム 鋼 食洗機 対応 OVD-11 新潟 燕三条製

下村工業 日本製 ヴェルダン 三徳 包丁 165mm モリブデン バナジウム 鋼 食洗機 対応 OVD-11 新潟 燕三条製

Amazonの三徳包丁カテゴリ ベストセラー1位を獲得したことがある人気商品。切れ味が長持ちする特殊刃物鋼(モリブデンバナジウム鋼)の刀身とカーブを描いた持ちやすい柄、そして食洗機にも対応しているお手頃価格の商品です。(編集部)


ナガオ 燕三条 三徳包丁 刃渡り165mm

ナガオ 燕三条 三徳包丁 刃渡り165mm

刀身には国内製造のモリブデンバナジウム鋼を使用し、持ち手はポリアセタール樹脂との一体成型、刃先は新潟県三条の包丁職人による水研ぎ本刃付けがされているお手軽価格の国産三徳包丁。135gという軽すぎず、重すぎない重量も魅力です。(編集部)


Nanfang Brothers 包丁 三徳包丁 VG10 67層ダマスカス 刃渡り160mm

Nanfang Brothers 包丁 三徳包丁 VG10 67層ダマスカス 刃渡り160mm

67層ダマスカス鋼を採用した万能包丁。人間工学に基づいたハンドルの形は、優れた制御性や敏捷性、快適性を実現するように設計されているので、手にしっくりと馴染むでしょう。(編集部)


スミカマ (SUMIKAMA) 霞(KASUMI) チタニウム 剣型包丁 20cm ブルー

スミカマ (SUMIKAMA) 霞(KASUMI) チタニウム 剣型包丁 20cm ブルー

ブルーの刀身という、ビジュアルの良さが目を引く1本。耐摩耗性・粘りに優れたモリブデンバナジウム鋼にチタンコーティングを施し、耐食性と彩りをプラスしました。関市の熟練職人が一丁ずつ丹念に仕上げて、抜群の切れ味と機能性を実現した、優雅で画期的な剣型包丁です。主に肉を切る際に使用しますが、万能包丁としても活躍してくれるでしょう。(編集部)


下村工業 日本製 ヴェルダン ブラック 三徳 包丁 165mm

下村工業 日本製 ヴェルダン ブラック 三徳 包丁 165mm

食材の色が映える、黒いボディがスタイリッシュな三徳包丁。重厚感のあるマットブラックをコーティングしています。刀身には切れ味の持続性を高めるモリブデンとバナジウムが添加されたステンレス刃物鋼を使用しています。(編集部)


ティファール(T-fal) 三徳包丁 三徳ナイフ 12cm

ティファール(T-fal) 三徳包丁 三徳ナイフ 12cm

フライパンセットでお馴染みのティファールが新たに手掛けた包丁シリーズです。ステンレススチールの刃にチタン粒子で強化したポリエステル樹脂のコーティングが施されているので、さびにくく、切れ味も長持ちします。カラフルなカバーがセットになっているので、キャンプなどに持ち出しする際も安全。三徳包丁も12センチメートルと16.5センチメートルの2バージョンを用意。こちらはお子様や女性向けの12センチメートルになります。(編集部)


京セラ 日本製 包丁 ファイン セラミック 三徳 160mm

京セラ 日本製 包丁 ファイン セラミック 三徳 160mm

軽くて使いやすいセラミック三徳包丁。柄の色が5色から選べるのも◎。子どもや女性向けの12センチメートルと16センチメートルの2バージョンがあります。無料研ぎ直し券(1回分)が付いているのもお得感があってうれしい。(編集部)


スーパーストーンバリア包丁 三徳包丁

スーパーストーンバリア包丁 三徳包丁

高密度特殊6層のストーンバリアコーティングを施しているため、汚れ落ちが良いという特徴があります。かぼちゃをはじめとする硬い食材から、パンなどの柔らかい食品まできれいに切れるのが魅力です。(編集部)


SUMIKAMA ペティナイフ kasane 125mm

SUMIKAMA ペティナイフ kasane 125mm

関市の老舗包丁メーカーが”忙しい女性のために”と追求して作り上げたkasaneの包丁。手に伝わる天然木の心地よさやストレスフリーな切れ味、スタイリッシュなデザインが魅力です。(編集部)


TOJIRO PROオールステンレス包丁 三徳 170mm

TOJIRO PROオールステンレス包丁 三徳 170mm

握りやすさ・滑りにくさ・衛生面を追求したトルネード模様のハンドルが特徴のTOJIRO PROオールステンレスシリーズ。刃のV金10号は医療用メスのモリブデンバナジウム鋼よりも硬くて鋭く、切れ味の持続性がさらに優れ、研ぎやすい高級刃物鋼です。(編集部)


豪切 プロ仕様 ダマスカス包丁(ミルフィーユ包丁) 三徳包丁 180mm

豪切 プロ仕様 ダマスカス包丁(ミルフィーユ包丁) 三徳包丁 180mm

関市で熟練の職人によって手作業で作られているダマスカス三徳包丁です。柄には積層強化木(パッカーウッド)という特殊な木材を使用。薄い木板を数十枚も重ね、高圧で圧縮しているので、非常に強度があり、耐水性にも優れています。(編集部)


保阪流 極美庖丁

保阪流 極美庖丁

俳優・保阪尚希さんと金物の町として知られる新潟県三条市の匠が作り上げた完全オリジナルの包丁。右利き用と左利き用の2種類が用意されています。他では見かけない、研ぎ不要の特殊ギザ刃加工が最大の特徴ですが、刃こぼれしてしまうので、自分で研ぐことは厳禁とのこと。(編集部)


ISSIKI Cutlery 三徳包丁 180mm

ISSIKI Cutlery 三徳包丁 180mm

さびにくく持ちがいい、お手入れ簡単な高品質モリブデン・ステンレススチール刃に、デポット加工と呼ばれる刀身の凹凸を施しています。身離れが良く食材がくっ付きにくいので、ストレスなく調理できます。(編集部)


[柳宗理] ブレッドナイフ 21cm

[柳宗理] ブレッドナイフ 21cm

インダストリアル・デザイナーとして有名な柳宗理が手掛けたブランドのパン切り包丁。一般のパン切り包丁よりも、刃の波が小さめなのが特徴で、シフォンケーキなどの柔らかな素材もきれいにカットできます。
「わが家ではボウルやレードルなどを柳宗理ブランドで統一しているので、その延長で購入してみたのですが、思いの外良く切れるし、デザインもかっこいいので、お気に入りですね」


切れ味が落ちてきた時のお手入れ方法

切れ味が落ちてきた時のお手入れ方法

相棒と呼べる包丁と出合えたのならば、お手入れはしっかりと。使った後は洗剤で洗い、しっかり乾燥させてからナイフスタンドなどに収納しておくと長持ちします。包丁の切れ味をキープするために使う砥石などメンテナンスアイテムがあるものの、自宅で研ぐことができない素材もあります。

「やはり、切れ味が悪くなった包丁を使っての料理は、力の入れ方なども変わってくるのでけがにつながりやすいことがあります。使用頻度や切る素材にもよりますが、月に1度は研いでおきたいですね。今は、シャープニングスチールと呼ばれる研ぎ棒や、ロールシャープナーなど簡単で安全に包丁のメンテナンスができるアイテムがあるので、包丁の素材に合ったお手入れを心がけてみてください」

砥石の使い方や使うタイミング

砥石の使い方や使うタイミング

毎日の使用で、どうしても摩耗してしまう包丁の刃。硬いものを切ることが多ければ多いほど、その切れ味は低下してしまいます。購入当初の鋭い刃先を取り戻すには、昔ながらの砥石を使うのが最適でしょう。砥石は事前に水に浸しておくなどの準備や、研ぎと仕上げの2種類を用意し、使用後にはしっかり乾かす必要があるので、休日など時間に余裕がある時に使うのがおすすめです。トマトに刃先が入りにくくなったり、魚が切りづらくなったりしたのなら、それがメンテナンスのタイミングです。「研ぎ棒やロールシャープナーで刃先を研ぐと、再び切れ味が戻ります。シャープナーもいろいろな種類があるので、包丁と同じくらいこだわって選んでみてください」

NESHEXST(ネセクト) 両面砥石 包丁研ぎ


素材ごとのメンテナンス方法

素材ごとのメンテナンス方法

ステンレスや鋼、鉄などの素材は砥石やシャープナーを使うことで、切れ味が復活します。その一方で、セラミックは陶器の一種なので、切れ味は落ちにくいものの、研ぐには専用の砥石やシャープナーが必要に。セラミックよりも硬いダイアモンドを表面にコーティングしたシャープナーを使ったり、包丁メーカーに研ぎ直しを依頼するなどの方法で、メンテナンスをしましょう。

「日々のお手入れは、どの素材の包丁も簡単です。使い終わったら洗剤で洗い、しっかりキッチンペーパーで水分を取って保管してください」

貝印 KAI 関孫六 シャープナー 包丁研ぎ器

毎日の食事をさらにおいしくするためにも、この機会に包丁を見直してみてはいかがでしょうか。

旬のものをおいしく食べることを意識しているTatsuyaさんから、包丁の種類や特徴などを教えてもらいました。毎日の食事をさらにおいしくするためにも、この機会に包丁を見直してみてはいかがでしょうか。

「素材の良さをしっかり生かした料理を皆さんにご紹介したいという思いで活動しているのですが、そのためにはやはりいい包丁で切った食材が大切になります。特にお刺身は、包丁の切れ味でそのおいしさが左右されるんですよね。お料理がお好きだったり、新しく料理をはじめたいな、と思っている方々は、ちょっと包丁にこだわるだけで楽しさやおいしさがぐんとアップするので、ぜひ意識してみて下さい!」

【レタスクラブ編集部】

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