必要な材料と道具をそろえて、楽しくスライムを作ろう/YouTuberのってんのスライム科学実験(1)

#趣味   
スライム作りの準備をしよう!

『作って、さわって、聞いて楽しい! のってんのスライム科学実験』 1回【全8回】


スライムの作り方、楽しみ方、実験の仕方、仕組みがわかるYouTubeチャンネルを運営し、登録者50万人超(2022年6月時点)を誇るのってんさんが今回教えてくれるのは、オリジナルスライムの作り方とその楽しさ。

スライム作りを通して「なぜ? どうして?」と考えて、理系的な思考や実験思考を身につけることができるだけでなく、試行錯誤して実行する能力を身につけることができるスライム作り。お子さんの夏休みの自由研究にオススメしてはいかがでしょうか?

※本記事はのってん著、野本貴大監修の書籍『作って、さわって、聞いて楽しい! のってんのスライム科学実験』から一部抜粋・編集しました


スライム作りの準備をしよう!

用意するもの

スライムを作ったり、実験をしたりするのに必要な材料と道具です。材料と道具は、作りはじめる前にしっかり準備しておこう!

材料

◆メインの材料
・ホウ砂(ほうしゃ)
見た目は白い粉。あまったら密閉して常温で保存する。口や目に入ると危険なので注意!

ホウ砂水


・水(ぬるま湯)
お風呂と同じくらいの温度~常温の水を用意する。

水(ぬるま湯)


→この2つでホウ砂水になるよ!
重曹+コンタクトレンズの保存液でもOK

・せんたくのり
とろみのあるとう明な液体。必ずPVA(ポリビニルアルコール)が入っているものを使う。
→PVA入りなら、液のりでもOK

せんたくのり


◆色をつけるもの
・食紅、絵の具
他にもどんなもので色をつけると楽しいか考えてみよう。

◆アレンジスライム用
・ボンド、シェービングフォーム、フェイクスノー、ねん土
スライム作りのときにあると、さらにいろいろなさわりごこちや、音を楽しめる材料。どこで買うことができるか、保護者の方と相談してみよう。

◆道具
・ボウル
材料を入れて混ぜられればいいので、風呂おけなどでもOK。材料がこぼれないように大きめのものを準備しよう。

ボウル


・混ぜるもの
ここではわりばしとへらを使っています。混ぜられる棒であれば、マドラーなどでも大丈夫。自分が混ぜやすいものを使おう。

混ぜるもの


・ホウ砂水を入れる容器
水とホウ砂をしっかり混ぜられて、少しずつ出せる容器が必要です。100円ショップなどで売っているドレッシング用の容器が使いやすくておすすめ。

ホウ砂水を入れる容器


・軽量カップ、計量スプーン
材料をはかるのに使います。100円ショップでも買うことができるよ。

計量カップ・計量スプーン


・お手ふき
水でぬらしたタオルや、ウェットティッシュなどを準備しておこう。材料をこぼしてしまったときや、手がよごれてしまったときにあると便利。

お手ふき


・筆記用具
スライム作りをメモするのに使う。カメラなどで撮影しても◯。

筆記用具


◆場所
安定したテーブルの上など、平らな場所を準備する。周りに関係のないものがあると、スライムがくっついてしまったり、よごしてしまうかもしれないのでスライム作りのときはしまっておこう。

◆服装
汚れてもいい洋服を着るかエプロンをつける。食紅や絵の具、完成したスライムがつくとなかなか取れないのでお気に入りの服で作業はしない方がいいよ。

スライム作りを記録しよう!

同じ材料を使って作っても100人いれば、100種類のちがうスライムが完成するかも、というくらいまったく同じスライムは二度と作れないんだ。だから、あなたが今日作ったスライムは今日だけの特別なスライム! せっかく作ったスライムは楽しみつつも、どんな様子だったかを記録しておこう!

どうして記録するの?

気がついたことや不思議に思ったこと、工夫してみたこと、次にどんなことをしてみたいかなどを記録してみると、自分が作りたいスライムへの近道になるよ! 今まで気にならなかったことが気になって新しい発見になるかも! その場ですぐにわからなかったことは、大人に聞いてみたり、自分で調べてみたりして後でまとめておこう!
しっかり考えてスライムを作るのが、いいスライム作りへの近道!

記録をメモしてまとめよう!

スライム作りのとちゅうで、まとめながら記録するのはちょっと難しい。だから、スライムを作っているときは、きれいじゃなくてもいいのでまずメモをしよう!
その場でメモしないと忘れてしまうかもしれないから、どんなに小さなことでもメモで残しておくのがおすすめだよ。
スライム作りの実験が終わったら、とちゅうではわからなかったことを調べて、記録にまとめよう。とちゅうの様子をカメラで撮影していたら、写真をはってもいいね!
いっぱい作って記録してスライムマスターになっちゃおう!

必要なもの

・筆記用具→メモ帳やペンなど
・カメラ→写真や動画を撮影できるスマートフォンでもOK
・定規→長さをはかるのに使うよ

記録のタイミングとメモのポイント

作る前
・どういうスライムを作りたいか
・どういうスライムになるかの予想

作っているとき
・どうやってかたまっていっているか
・何回混ぜたら全体がかたまったか
・ホウ砂水をどのくらい入れたか

作った後
・見た目やにおい
・さわりごこち、何cmくらいのびるか
・にぎりつぶしたり、穴をあけたときの音
・どのくらい放っておいたらとう明になるか

記録のまとめ方

1 予想
作る前にどんなスライムを作りたいか、などを書く。

2 どうやって作ったか
材料や道具は何をどのくらい使ったか、作り方はどのようにしたかを書く。

3 工夫したこと、疑問に思ったこと
自分なりにがんばってみたこととがんばった結果どうなったか、疑問に思ったこととその答えなどを調べて書く。

4 反省
予想した通りのスライムが作れたか、作ってみての感想(よかったところ、失敗ちゃったところなど)、次に何を作ってみたいかなどを書く。

材料と道具は、作りはじめる前にしっかり準備しておこう!

【著者プロフィール】
のってん
YouTubeチャンネル登録者50万人。スライムを作って、さわって、聞いて楽しむ動画を発信、ダイナミックなスライム作りを楽しむ様子や笑顔で常に新しいスライム作りをしている様子が好評。

著=のってん/『作って、さわって、聞いて楽しい! のってんのスライム科学実験』(KADOKAWA)

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