「このはしわたるべからず」は意地悪ではなかった!/ねこむかしばなし(6)

真ん中を歩けば問題ありませんね

もしもオオカミがねこだったら。赤ずきんとねこ/ねこむかしばなし
『ねこむかしばなし』6話【全21話】


古今東西の昔話にねこが登場したらどうなる?

赤ずきんちゃん、シンデレラ、一休さん、浦島太郎…。言わずと知れた有名な昔話も、ねこが加わっただけでひと味違った展開に!悲劇すらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿には、「ねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし。

作品の元となったお話の解説もついているので、神話や名作についても改めておさらいできます。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。


◆ねこのとんち話

桔梗屋さん…

◆とんちばなしのねこ

屏風の虎を捕まえてみせよ

◆元となったむかしばなし

一休さん
むかし一休というとんちが得意なお坊さんがいました。
様々な逸話を残しており、お寺の和尚さんが毒であると嘘つき、隠し持っていた水飴を全部食べた時は、和尚さんのツボをわざと壊して「責任を取って毒を飲んで死のうと思った」と言う。
橋の目の前に「このはしわたるべからず」と意地悪な立て札があった時は「はしではなく真ん中を歩けばいい」と、堂々と真ん中を歩く。お城のお殿様に夜な夜な出てくる屏風に書かれた虎を退治しろと言われた時には「ではまずこの虎を屏風から出してください」と言い放つ。など、今でも語り継がれています。

著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)

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