スフィンクスがねこだった時のなぞかけ/ねこむかしばなし(11)

『ねこむかしばなし』11話【全21話】
古今東西の昔話にねこが登場したらどうなる?
赤ずきんちゃん、シンデレラ、一休さん、浦島太郎…。言わずと知れた有名な昔話も、ねこが加わっただけでひと味違った展開に!悲劇すらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿には、「ねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし。
作品の元となったお話の解説もついているので、神話や名作についても改めておさらいできます。
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。
◆オイディプスとスフィンクスねこ

◆元となったむかしばなし
スフィンクス
あるところにスフィンクスと呼ばれる怪物がいました。
スフィンクスは道に居座っており、そこをどくように話しかけると、スフィンクスは「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これはなんのことか」と問題を出してきます。何人かの村人や旅人がその問題にチャレンジしましたが答えることができず、全員食べられてしまいました。
ある日、旅人のオイディプスが訪れた時、スフィンクスにその問題を出されました。するとオイディプスは「答えは人間です。赤ちゃんの時は4足、成長して2足、年老いたら杖をついて3足歩行になります」と答えます。
正解をされたスフィンクスはその場を去り、悔しさのあまり谷底へと身を投げたのでした。
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