ねこについていった浦島太郎/ねこむかしばなし(16)

◆寿限無ねこ

こら じゅげちゃんダメでしょ!

◆元となったむかしばなし

寿限無
むかし生まれた子どもが長生きできるようにと、長い名前をつけた親がいました。
お坊さんにも協力してもらい、その子につけた名前は「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処藪ら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」でした。
ある日、その子どもが川で溺れたところを村の人が見かけます。これは大変だと村の人はすぐに親へと伝えようとしました。しかし、子どもの名前が長すぎるのでなかなか最後まで言い切れず、話が先に進みません。結局そのまま子どもは溺れてしまうのでした。

著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)

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