ねこには政治がわからぬ。走れメロスなねこ/ねこむかしばなし(20)

ねこには政治がわからぬ

もしもオオカミがねこだったら。赤ずきんとねこ/ねこむかしばなし
『ねこむかしばなし』20話【全21話】


古今東西の昔話にねこが登場したらどうなる?

赤ずきんちゃん、シンデレラ、一休さん、浦島太郎…。言わずと知れた有名な昔話も、ねこが加わっただけでひと味違った展開に!悲劇すらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿には、「ねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし。

作品の元となったお話の解説もついているので、神話や名作についても改めておさらいできます。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。


◆走れメロスなねこ

ねこは激怒した

◆元となったむかしばなし

走れメロス
むかしメロスという青年が邪智暴虐な振る舞いをする王様に激怒し、意見を申し立てました。
メロスは捕らえられ、処刑されそうになりますが、親友のセリヌンティウスを人質にすることを条件に妹の結婚式に参加するため3日だけ猶予が欲しいと願います。どうせ戻ってくるはずがないと思っていた王様は承諾。メロスは途中で親友を犠牲に自分だけ助かろうと考えたりもしますが、ボロボロになりながらも約束の日までに戻ってきました。
戻ったメロスとセリヌンティウスは「お互いが裏切りや不義を考えた」ということでお互いに一発ずつ殴り合い、そして謝罪をします。その光景を見て、人を思いやるさまに感動し、改心した王様は2人を釈放するのでした。

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