いい子になれる?ねこのピノキオ/にゃんと!ねこむかしばなし(2)

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『にゃんと!ねこむかしばなし』2話【全15話】


古今東西の昔話にねこが登場したらどうなる?

シンデレラ、ピノキオ、桃太郎…。言わずと知れた有名な童話や昔話も、ねこが加わっただけでひと味違った展開に!悲劇すらゆるくてキュートなお話に変貌します。登場人物たちがねこに絆される姿には、「ねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし。

作品の元となったお話の解説もついているので、神話や名作についても改めておさらいできます。

※本記事は著の書籍『にゃんと!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。

◆ねこのピノキオ

わるい子でいいや

◆元となったむかしばなし

ピノキオの冒険
昔、命を吹き込まれた木の人形のピノキオという少年がいました。生まれたばかりのピノキオは嫌なことはすぐに投げ出してしまう性格でした。
そんなピノキオの元には、嘘をつくと鼻が伸びることなど、ピノキオの変わったところを金儲けに使おうと悪人たちが集まります。そしてピノキオも自分が楽できることばかり取り組んでいた結果、騙され続け、挙句の果てには巨大なクジラに飲み込まれてしまいました。
運良く助かったピノキオが心を入れ替えたところ、妖精がピノキオがいい子になったことを認め、人間の姿へと変えてくれたのでした。

◆不思議の国のアリスとねこ

急がなくていいの?

◆元となったむかしばなし

不思議の国のアリス
昔、あるところにアリスという少女がいました。
アリスが姉と一緒に川辺で過ごし、退屈していた時、人間の言葉を使いながら慌てて走り抜ける白うさぎを見かけます。気になり、追いかけていったアリスは穴に落ちてしまいました。そこからアリスは数多くのとても奇妙な体験をします。食べると体が大きくなったり小さくなったりするケーキ、自分の体ほどの大きさのイモムシとの出会い、終わることのないお茶会、ハートの女王による裁判など…。
そして最後には絶体絶命のピンチに追い込まれたアリスは悲鳴をあげ、姉の膝の上から飛び起きます。アリスは退屈のあまり寝てしまい、とても壮大な夢を見ていたのでした。

次ページ:ブレーメンで音楽隊を目指すねこだったけど…?(2/2)

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