ニオイが凄すぎて室内で開けられない!? 世界一臭い缶詰の正体/子どもに話したい雑学(1)

#趣味   
世界一臭い缶詰「シュールストレミング」

『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』1回【全56回】


子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。

「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?

「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。

※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


世界一臭い缶詰のニオイはくさやの6倍以上!


納豆やくさや、チーズ、キムチなど、世界には独特なにおいを発する食べ物がある。そんな中でも文句なしで「世界一臭い」といわれるのが、北欧スウェーデンの缶詰「シュールストレミング」だ。

このシュールストレミングは、ニシンを塩漬けにして発酵させた保存食。かつてアイスランドで、魚を地面に埋めたり、岩の割れ目に入れたりして発酵させた食品保存法が、スウェーデンに伝わったといわれている。

シュールストレミングの缶を開けた瞬間、強烈なにおいが周囲の人々を襲う。その臭さときたら、納豆の約18倍、焼きたてのくさやの6倍以上という強烈さである。

室内で開缶すると数日間はにおいが残るため、必ず屋外で開缶するように注意書きされている。開ける際に中の漬け汁が噴出することもあるそうで、もしも内容物が衣服にはねれば、その異臭を完全に取り除くことはできなくなる。

また、缶に封入した後も発酵が進むため、常温保存していると次第に缶が膨らんでくる。

そのまま放置すると爆発する危険があるので、必ず冷蔵庫に保存しなければならない。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)

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