「江戸にウイン(勝つ)」から「エドウイン」!? 日本初ジーンズブランドの由来/子どもに話したい雑学(28)

「エドウイン」の由来は「江戸にウイン(勝つ)」ってホント?

ニオイが凄すぎて室内で開けられない!? 世界一臭い缶詰の正体/子どもに話したい雑学
『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』28回【全56回】


子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。

「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?

「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。

※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


「エドウイン」の由来は「江戸にウイン(勝つ)」!?


日本ではじめてデニムを輸入し、国産ジーンズを作り上げたメーカーが、エドウイン(EDWIN)である。

デニムは硬くごわごわしていて、洗うと縮みます。ジーンズ好きにとっては当たり前のことだが、当時の日本人には不評だった。そのため、エドウインの創業者はあらかじめデニムを洗って履きやすくするなどの工夫を重ね、日本にジーンズを根づかせたのだ。

ところで、エドウインという社名について、「江戸に勝つ=江戸(EDO)+ウイン(WIN)」に由来するとの噂がある。

しかし、その命名の由来はデニム(DENIM)のアナグラムである。アナグラムとは、単語のつづりの順番を置き換えて別の単語を作ることで、外国の推理小説などでは暗号を作る場面でよく登場する。D、E、N、I、Mの文字を並べ替え、Mを逆さにしてWにするとEDWINになる。

エドウインなら発音しやすいし、「エド」と「ウイン」と日本人になじみのある単語も入っている。そこで、ジーンズのブランド名となり、のちには社名となったのだ。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)

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