

順調に保健室登校を始めたトモちゃんですが、母親の「先生もいるからもう平気!」という判断で少し長い滞在になった途端に異変が。体調を崩して再び寝込んでしまいます。
その後先生たちの連携プレーと周りの助言もあり、次第に状況が変化していきます。その中で徐々に回復し、学校に行けるようになったトモちゃん。その時のお話を野原さんにうかがいました。
「勉強に対する焦りはすごくありました。焦りまくりです。でも、校長先生の『けして、あせってはいけません』という言葉をひたすら信じて焦りを隠していました。先生方が言うには、当時は勉強よりもまず、心の元気を取り戻すことが大事とのことでした。
本来の娘に戻るまでには1年くらいかかったように感じています。再び教室に通うようになってみて改めて、中途半端にエネルギーを充電した状態で教室に戻してはいけないんだということは感じました。
経験した立場だから言えるとしたら、お父さんやお母さんがなんとかしようとがんばりすぎないほうがいいかもしれないということ。本の中にも書いたように、知識がないのにあれこれ手を出したことが子どもの傷口を悪化させてしまったのではと反省しているので…」
近年、世の中の不登校への理解はずっと広がっていると野原さんは言います。焦らず見守る。なかなか難しいことですが、本当に学校に行くのが辛いのなら、親もお子さんも「今はいろいろな選択肢があるから大丈夫」と心の緊張を取ることが大切なのかもしれません。
著=野原広子/『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』(KADOKAWA)
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