寝ている間に旅立った愛猫。硬く冷たくなった体を前に思ったこと/ポッケの旅支度(5)

15歳

「1分でも1秒でも長く生きてほしくて」寿命が近づく猫を前に、先代猫の看取りを思い出す/ポッケの旅支度
『ポッケの旅支度』5話【全5話】


ペットを飼う上で避けて通れないのが、その子の最期とどう向き合うか、ということ。猫の寿命は12〜18年と言われ、ひと昔前よりも長生きするようになってきましたが、それでも死からは逃れられません。

漫画家のイシデ電さんは元野良猫のポッケと、そのきょうだい猫のピップと暮らしています。2匹は15歳と高齢になり、それぞれ治ることのない病気が見つかりました。特にポッケは日に日に衰弱し、食事もままなりません。いよいよ具合の悪くなったポッケ。イシデさんは病院にいくのもこれで最後、と決め、1人と2匹でいつもどおりに過ごすことを決めます。最期の時、獣医さんから痙攣などの症状が出ると教わっていたイシデさんはてっきりポッケが亡くなった…と思ったのですが、まだポッケは生きていました。1人と2匹で食事をとり、再び就寝。そしてイシデさんが寝ている間に、ポッケは静かに旅立ったのです。ポッケの亡骸を前に、イシデさんがどうするのか見ていきましょう。

※この記事には猫が死亡する描写が含まれます。
※本記事はイシデ電著の書籍『ポッケの旅支度』から一部抜粋・編集しました。

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