衣類を選ぶとき、何を優先していますか? わずらわしい洗濯ストレスから少し解放される方法

#くらし   
洗濯物の厚みが統一されていると乾くタイミングも同じくらいで、一気に取り込むことができます

衣類やタオルを選ぶとき、皆さんは何を重視しますか?
価格? デザイン? 素材?
もちろんそのどれもが大切なのですが、私が必ずチェックするのは「乾きやすさ」です。乾きやすさの中にもこだわりがあり、理想は、干したときにどの衣類も同じくらいのスピードで乾くことです。デザイン重視で服を買っていた昔とは異なり、今は家で洗える、早く乾く、シワになりにくいなど「メンテナンスがラクなこと」が大事なポイントになりました。どんな衣類を選ぶかによって、そのあとの洗濯にかかる手間が大きく変わるんですよね。

そもそも洗濯と一口にいっても、その作業は「裏返しの服をひっくり返す」「ポケットの中をチェックする」「洗剤を入れて洗濯機を回す」「シワを伸ばして干す」「取り込む」「しまう」など多岐にわたります。たくさんの洗濯工程の中で私がいちばんストレスを感じていたのは、洗濯物を取り込むときに、乾いたものとまだ乾いていないものが混在していたこと。そうなると、半乾きの子どもの靴下や厚手のタオルだけ干したままにする必要があり「洗濯物を一気に取り込む」ことができませんでした。

単純に素材が同じなら、どれも乾くタイミングが同じかといえばそうでもないんですよね。結局生地が薄い衣類ほど乾きやすいし、ジーンズやニット、ボアスエットなどの厚い素材は乾きにくい……。

だから衣類やタオルを選ぶときは、親指と人さし指で生地の厚さを確かめ、乾きやすさを入念にチェック。いろいろ触ると「これはうちの靴下と大体同じ厚み」など、乾きやすさの具合がなんとなく分かるようになるんです。

洗濯物が同じタイミングで乾くと、一気に取り込むことができてノーストレス! 衣類は「なんとなく綿のTシャツ」「安いから3足500円の靴下」というふうに選ぶより、「うちにある衣類とほぼ同じ厚み」「それもなるべく薄いほう」というポイントで選ぶと毎日の洗濯がちょっとラクになりますよ。

シンプルライフ研究家 マキ

シンプルライフ研究家マキさん

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ13冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)

文=レタスクラブ編集部

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