行動と音の因果関係を発見! 試行錯誤を繰り返し学びを得る赤ちゃん/赤ちゃんのあそび大全(5)

#育児・子育て   
猫のしっぽを握ると音が出る因果関係

『心と体がぐんぐん育つ 赤ちゃんのあそび大全』 5話【全8話】


赤ちゃんの心と体の育ちにあわせた、親子で触れあいながらできる遊びをイラストと漫画でたのしく紹介するのが『心と体がぐんぐん育つ 赤ちゃんのあそび大全』です。

パパやママと遊ぶことで、人とのお付き合いの楽しさやコミュニケーションの取り方を覚えていく赤ちゃん。これらの経験は、何よりも大切な人との信頼関係をつくる基礎となっていくそう。

親子で触れあいながら楽しめる心と体を育てるあそびの数々、ぜひお試しを!

※本記事は小西行郎、小西薫(著)、齊藤恵(著・イラスト)の書籍『心と体がぐんぐん育つ 赤ちゃんのあそび大全』から一部抜粋・編集しました。


こうすると音が出る

手が少し触れただけで転がって、音が出るオモチャ。手に持って振ると、音が出るオモチャ。音が出るものにはいろいろなものがあります。

自分の手を動かすことで音が出ることを発見すると、赤ちゃんは何度も繰り返し試すようになります。こんなふうにすると音が出るんだ…という、自分の行動と音との因果関係を発見して試行錯誤を繰り返すのです。

まさに学習ですね。赤ちゃんは教えなくても、自分で学び始めるのです。

自分の手を動かすことで音が出ることを発見すると…

◆時期のめやす
オモチャを持ち替える

◆ポイント1
「音がするねー」などと発見した赤ちゃんの喜びに共感して、声をかけましょう。

◆ポイント2
赤ちゃんの手に握れる大きさのペットボトルで、かわいいマラカスを作ってみるのもおすすめです。

※接着剤は赤ちゃんが舐めても安心なものを選んでください。

あそび方

プーって音が出るねー

猫のしっぽを握ると…


ごろりと一回転

仰向けの赤ちゃんの横にすわり、オモチャを見せてみましょう。手が伸びてきたら、伸ばした手とは反対側に置いてみます。さらに手を伸ばした赤ちゃんの体が一回転…。

こんな遊びがきっかけで、寝返りが始まることがあるかもしれません。

赤ちゃんが寝返りしたいのに、なかなかできないでいるときには、腰を軽く押して、お手伝いしてあげてもいいですね。

自分で寝返りができるようになると、2週間ぐらいで左右どちら側からでも、回転できるようになりますよ。

仰向けの赤ちゃんの横にすわり、オモチャを見せてみよう

◆時期のめやす
体を横に向ける

◆ポイント
最初の頃は手を抜くことができずに泣き出すこともあります。お手伝いをしましょう。

◆赤ちゃんの気持ち
思うようには動けないよー!

あそび方

こっちだよ〜

寝返りできたね


著=小西行郎・小西薫、著・イラスト=齊藤恵/『心と体がぐんぐん育つ 赤ちゃんのあそび大全』

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