「冷蔵庫がなくて生きていけるの!?」同級生に変だと思われたくなくて次第に自分を出せなくなる学校生活/明日食べる米がない!(4)

#趣味   
えっ!?冷蔵庫ないの?なんで!?

『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』4話【全14話】


公益財団法人日本財団によると、日本において7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。1985年に10.9%であった子どもの貧困率は、2019年には13.5%となり、これはOECD(経済協力開発機構)加盟国の中で最悪の水準にあります。貧困世帯で育つ子どもは、医療や食事、学習、進学などさまざまな面で不利な状況におかれ、そこから抜け出すことも難しいと言われています。
実際に子どもたちはどういった生活の中で、どんなことを感じながら日々を過ごしているのでしょうか?

5歳の冬、両親が離婚し、母との2人暮らしが始まったやまぐちみづほさん。専業主婦だった母は働き始めますが、正社員になることは難しく収入は十分とはいえません。父からの養育費は滞ることが多く、家は常に困窮状態になってしまいました。小学生になったやまぐちさんでしたが、自分の生活について思うまま語ると同級生に引かれてしまうことがあったそうです。

※本記事はやまぐちみづほ著の書籍『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』から一部抜粋・編集しました。


居心地悪い小学校と特技

うちの家ね 冷蔵庫がないんだけど…

それどうやって生きてるの!?

将来は絵が描けるお仕事がしたいなぁ~


貧困の中にあっても、やまぐちさんは夢を持つことができました。そして「この大変な日々も漫画のネタになるかもしれないから、決してムダにはならないはず!と自分に言い聞かせて過ごしてきたそうです。やまぐちさんの強さを感じさせるエピソードです。もしあなたが子どもの時に貧困状態にあったらどんな夢を持つでしょうか?

著=やまぐちみづほ/『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』

この記事に共感したら

Information

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)