中学で昼食問題発生!友人におかゆともやしスープのお弁当を見られたくない!/明日食べる米がない!(9)

『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』9話【全14話】
公益財団法人日本財団によると、日本において7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。1985年に10.9%であった子どもの貧困率は、2019年には13.5%となり、これはOECD(経済協力開発機構)加盟国の中で最悪の水準にあります。貧困世帯で育つ子どもは、医療や食事、学習、進学などさまざまな面で不利な状況におかれ、そこから抜け出すことも難しいと言われています。
実際に子どもたちはどういった生活の中で、どんなことを感じながら日々を過ごしているのでしょうか?
5歳の冬、両親が離婚し、母との2人暮らしが始まったやまぐちみづほさん。専業主婦だった母は働き始めますが、正社員になることは難しく収入は十分とはいえません。父からの養育費は滞ることが多く、家は常に困窮状態になってしまいました。食べるものにも困る日があったというやまぐちさん。小学校の頃は給食に助けられたそうですが、中学校では給食がなく、お弁当を持って行く必要がありました。中学生活が始まって、昼食問題に直面することになるのです。
※本記事はやまぐちみづほ著の書籍『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』から一部抜粋・編集しました。
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