年末大掃除は「家族みんなで」から「秋から始めるゆる掃除」へ。2010年から現在の片付けの軌跡【レタスクラブ創刊35周年】

『レタスクラブ』は、ことしで創刊35周年! そこで、皆さんとともに歩んできた35年の軌跡を振り返る企画を、お届けします。今回は、2010年~現在までの片づけ編です。進化のプロセスを一緒に見てみましょう!
暮らしの変化について教えてくれたのは▷本間朝子さん

知的家事プロデューサー。家事の効率化に役立つメソッドを考案し、テレビや雑誌のほか、講演や商品開発などを通じて、幅広く提案している。『ゼロ家事』(大和書房)や最新刊『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)など、誰でもすぐ取り組める効率化を提案する著書が多数。
2010年
100円ショップ拡大で品揃えが充実
【100円グッズが家事の時短アイテムとして定番に】
料理・掃除・洗濯がしやすくなる、100円グッズを使った時短アイディアを紹介。本来の用途だけでなく、「A4トレイを玄関に置いて簡易靴置き場にする」などの、斬新な活用法も目を引きます。

家事の達人が愛用しているアイテムを紹介する記事が、特に人気を集めました。100円グッズを組み合わせて作る「自作便利グッズ」も多数紹介しています。
2014年
家事代行サービスが普及
【生活者目線の「片づけのプロ」のテクが大好評!】
使いかけ食材の整理収納、玄関・排水口・風呂の掃除と、家事代行サービスの仕事人がプロならではのテクニックを披露。誰でもすぐ取り組める手軽さがウケて、読者から多くの支持を集めました。

●家事のプロ・本間さんより
「時短」が叫ばれるとともに、2014年ごろには家事代行サービスが一気に普及。利用者にリピートされているプロたちの技が人気に。
2020年代
【「食まわり」に特化した片づけ企画が人気に!】
コロナ禍で、食材をまとめ買いする人が増加。調理や買い物スタイルの変化に伴い、食材の保存法やキッチン収納などに新たな提案が求められています。


【片づけられない人に寄り添う特集に共感の嵐!】

「片づけはしんどい」の概念を覆す、すぐできるゆるい片づけだけを紹介した別冊付録をつけたところ、「片づけが苦手な私でもできそう」「自分を責めずに無理せずできるのがいい」といった声を多くいただきました。
大掃除にも変化が!
2010年

かつては、「家族みんなでの大掃除」が年末の定番でした。「みんなで協力して分担すれば早く終わるし、家族でのいい思い出にもなる」とうたい、場所ごとのラクちんな掃除法を紹介しました。
2020年

年末は忙しいうえに、寒いもの。『レタスクラブ』ではここ数年、まだ暖かい秋のうちから少しずつ掃除を始める「ゆる~く、そこそこマメ」なスタイルで、年末の大掃除を卒業しようと提案しています。
* * *
2010年代以降は家事代行サービスや整理収納アドバイザーが急増し、「まず不用品を捨てて収納ルールを決める」という時代へ。最近では、家族みんなが自分で片づける「仕組み」をつくろう、という動きが生まれています。(本間さん)
編集協力/長田由香
【レタスクラブ編集部】
Information


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