赤ちゃんを諦めると決めた時、「怖い」の気持ちがよぎった/14歳男子の継母になった私(10)
『14歳男子の継母になった私』10話【全22話】
結婚を決めた男性には、すでに大きな息子がいました……。
べにゆうさん(当時40歳)は14歳の息子がいる男性と結婚しました。初めての子育てなのに、子どもはいきなり思春期まっさかりの男の子。日常のちょっとしたことにも迷い、悩んで、苦労もひとしおだったそうです。しかし、家族それぞれの個性を大切にし、お互いに理解を深めていった結果、べにゆうさん一家は時間をかけて「一つの家族」になることができたとのこと。
べにゆうさんの実体験を描いた『14歳男子の継母になった私』を通して、改めて「家族のあり方」を考えてみませんか?
べにゆうさんは妊娠をあきらめることになりました。血の繋がった子どもは授かりませんでしたが、誠実で優しく責任感のある息子の元気君がいます。得られなかったものにとらわれるより、元気君を大切にしたいとべにゆうさんは思うのでした。だけど、元気君が自分をどう思っているのかが気がかりで…。
どんな形の家族でも、お互いを尊重し分かり合おうとする姿勢が大事なのかもしれません。
著=べにゆう、汐田まくら/『14歳男子の継母になった私』
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