贈り物のミスマッチを防ぐには? 相手への上手な気持ちの伝え方

#くらし   
実際、甘いものよりしょっぱいもの派のマキさんのお子さんたち。写真は義実家から時々贈られてくれる岐阜県郡上市の特産物「明宝ハム」。常温で食べてよし、厚切りにして軽く焼いてもよしで、このハムは食卓であっという間になくなるそう。

「あなたに似合うと思って」と突然贈られた赤いストール、「今年もたくさん採れたから」とどっさり届く果物(残念ながらその果物が好きじゃない場合)など、「よかれと思って」贈られる物ってありませんか? そんなとき、心の中では「う〜む、困ったなあ」と思いつつ、顔ではにっこり「ありがとうございます」といって終わらせてしまう人が多い気がします。

私は、自分が人に何か贈り物をしたら「どうだった?」「次はほかのもののほうがいい?」と自分から相手に聞いてみるのが親切だと思っていますし、もらったほうも勇気を出して本音を伝えたほうが双方にとってよいと思っています。
では、「どうだった?」と贈り主から感想を聞かれないときはどうしたらいいのでしょう。

あまりストレートに「このストールの色はあまり好みじゃなくて」とか「わが家は〇〇が苦手で」と否定の気持ちを伝えてしまうのは、贈ってくれた方にも失礼になります。
だから例えば、何かのついでに暗に好みのものが別にあることを「うちは家族全員ハムが大好きで!」といった具合いに伝えられるといいですよね。贈る側だって喜んでもらいたいはずだから、結果的に喜ばれないのは悲しいこと。だから、気持ちと贈り物がミスマッチにならないためのすり合わせ作業が大事だと思うのです。

要は「言い方が大事」ということです。人からのいただきものに対してお礼+感想を伝えるときは、「ありがとう」だけじゃなく、具体的な様子をつけ加えるのがおすすめ。そうすることで送られた側のリアルな反応がどのようなものか、相手に伝わりやすい気がします。

ものをもらったとき「あー、またこれもらっちゃった」という気持ちになるのって、すごく残念なこと。「喜んでもらいたい」と思ってくれる相手の気持ちに感謝しつつ、うまく「よりうれしいものはこっちだよ」という対案を、できれば早めに相手に伝えられるといいですよね。

シンプルライフ研究家 マキ

シンプルライフ研究家マキさん

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ13冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)
文=レタスクラブ編集部

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