時代とともにこんなに変わった! 1980年から1990年代「おせち料理」の移り変わり

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時代とともにこんなに変わった! 1980年から1990年代「おせち料理」の移り変わり

創刊35周年を迎えた『レタスクラブ』が、皆さんと歩んだ35年間を振り返るこの企画。ついに最終回です。今回はおせちにスポットを当ててみました。伝統ある日本文化も、時代に合わせて変化しているのが分かります。1980年~1990年代から見ていきましょう!

暮らしの変化について教えてくれたのは▷本間朝子さん

本間朝子さん

知的家事プロデューサー。家事の効率化に役立つメソッドを考案し、テレビや雑誌のほか、講演や商品開発などを通じて、幅広く提案している。『ゼロ家事』(大和書房)や『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)など、誰でもすぐ取り組める効率化を提案する著書が多数。

おせちトピック

おせちトピック

●1980年代
デパートで重箱入りおせちを購入できるようになる

●バブル時代
フォアグラ、キャビアなどの豪華なおせちが登場

●1980年代後半
時短料理の流行とともにおせちを作らない人も

●1990年代
電子レンジや冷凍食品を活用した「30分で基本のおせち」が普及

1988年1月号のレタスクラブ

丁寧で品数も多いおせちの大特集!

時代とともにこんなに変わった! 1980年から1990年代「おせち料理」の移り変わり

ほぼ一冊丸ごと、おせち大特集号。しっかり手間暇かけて作る伝統的なものから洋風や中華風まで、幅広いレシピを紹介。重箱や大皿への盛りつけデザイン集まであって、まさに至れり尽くせり。

1993年1月号のレタスクラブ

市販品も上手に活用するおせちを提案!

市販品も上手に活用!

共働き世帯の増加を受け、「これだけは!」という一部の定番のみを手作りして、市販品と組み合わせることを提案。「全部手作りしよう!なんてがんばり過ぎないで」という編集部からのメッセージも。

●家事のプロ・本間さんより
「市販品を購入すれば、多忙な年末も時間を有効活用できる」と考える人が増えました。その便利さに、リピーターも続出しました。

1999年1月号のレタスクラブ

レンジ&冷凍食品の登場でもっと手軽に!

レンジ&冷凍食品の登場でもっと手軽に!

1997年に電子レンジの普及率が全世帯の90%を超え、おせちも時短の時代に突入! レンジで作る栗きんとんや田作り、えびの酒蒸し、冷凍野菜で作る煮しめなど、画期的なレシピが盛りだくさん!

三が日分のおせち作りはたいへんなうえ、食べ飽きてしまう……そこで生まれた元旦だけのおせち企画。華やかさを出す盛りつけも紹介しました。

*  *  *

「年末は食材を買い出しして手作り、という人が多かった従来のおせち。やがて市販の重箱入りおせちが誕生し、2000年からの20年間で、市場規模は倍増。その背景には、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回ったことによる、家庭でおせちを作る人の減少があります」(本間さん)

*  *  *

おせちにも歴史があることがわかりますね!
みなさんのご家庭ではどんなお正月料理を用意する予定ですか?


編集協力/長田由香

【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ ’22年12月増刊号より>






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