乾燥すると風邪をひきやすくなるのはなぜ? 「加湿」で感染症を徹底予防!

#美容・健康   
部屋とのどの加湿で風邪予防!

「感染症」に気をつけたい冬がやってきました。感染症を防ぐために思い浮かぶものといえば、うがい、手洗い、マスク。それに加えて「乾燥対策」が、実はとても大切なんです。

「部屋&のどを加湿して風邪予防」今回は、乾燥と感染症の関係について専門家に聞きました。

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
菅原えりさ先生

菅原えりさ先生:感染制御学博士。東京医療保健大学大学院感染制御学教授。東京iCDC感染制御チームボードメンバーとして、感染症の危機管理や対策の発信など、感染リスクの低減活動に従事している。

感染制御学博士。東京医療保健大学大学院感染制御学教授。東京iCDC感染制御チームボードメンバーとして、感染症の危機管理や対策の発信など、感染リスクの低減活動に従事している。

ウイルスが嫌いな温度と湿度をキープすることが大切

風邪にインフルエンザ、新型コロナウイルスなど、感染症対策に気が抜けない冬がやってきます。
「風邪が冬に流行するのは、原因となるウイルスが好む乾燥状態&低温になるからです。ウイルスが空気中で生存する時間が長くなるのです」
と教えてくれたのは、感染症対策に詳しい菅原えりさ先生。暖房器具や加湿器で快適な温度&湿度に整え、ウイルスを早く死滅させることが感染症予防のカギだといいます。
「換気をして、ウイルスを追い出すことも大切です。快適と感じる温度と湿度をキープしつつ、家族が集まる時間帯には適宜、窓を2ヵ所あけて部屋の空気を流すといいでしょう」
鼻とのどを加湿することも肝心!
「ウイルスは、鼻やのどから気道に侵入します。体には侵入を防ぐバリア機能が備わっていますが、冬は鼻やのどが乾燥しがちでその機能が低下。マスクを着用したり、部屋を加湿したりすることが、乾燥予防に有効です。」


乾燥すると風邪をひきやすくなる訳は?

その1:風邪の原因はほぼウイルス

呼吸器感染症を引き起こすのは、ライノウイルスやインフルエンザウイルス、そして新型コロナウイルスなどのウイルス。宿主に寄生しないと生きられませんが、3~4時間は空気中を浮遊します。また、高温多湿では生存しにくいという特性があります。

その2:低温・低湿だとウイルスが長時間生き延びる

部屋が寒くて乾燥していると、ウイルスが活性化。浮遊時間が長くなり、体に侵入しやすくなります。とはいえ、湿度を上げ過ぎると結露やカビが発生するおそれが。ウイルスを死滅させつつ、カビを防ぐには、部屋の湿度を50~60%に保つのが理想です。

低温・低湿だとウイルスが長時間生き延びることに。


その3:鼻・のどが乾燥しているとウイルスが体に侵入しやすい

鼻やのどなどの気道の粘膜は、小さな突起でできた「線毛」と粘液で覆われています。侵入したウイルスはその粘膜に捕らえられ、排除に向けて免疫機能が働きます。しかし粘膜が乾燥すると、免疫機能が働きにくくなり、ウイルスに感染しやすくなります

鼻やのどが乾燥しているとウイルスが体に侵入しやすくなる。

鼻やのどに入ったウイルスは、粘液に含まれる抗体の働きで排除される。粘膜が乾燥するとこの免疫機能が低下して、ウイルスが侵入しやすくなる。

*  *  *

楽しいイベントや大きな試験など、大切な用事が目白押しの冬。乾燥対策を徹底して、家族みんな元気に過ごしましょう!

イラスト/木波本陽子 編集協力/及川愛子
 
【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ22年12月増刊号より>





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