他人の分を取り分けるのもNG? 会食の場で知っておきたい大人のマナー

#くらし   
小皿に取った料理は残さず食べて、他人の分は取り分けない

『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』 2回【全30回】


会食、近所や親戚付き合い、冠婚葬祭、お金と贈答…。日常のさまざまなシーンで、何が正解か迷ったことはありませんか?
そんなシチュエーションに備えて、エチケットを学んでおきたいものです。
今回はいざというときに迷わない、「大人」の基本満載のマナーをご紹介します。

小皿に取った料理は残さず食べて、他人の分は取り分けない


中華料理やビュッフェなど、大皿から料理を取り分けていただくときは、食べきるようにしましょう。

大皿から取るときは、形をくずさないよう気をつけながら、食べられそうな量だけを取り分けます。自分の好きな具ばかりを選んだり、好物だからと大量に取るのは、お行儀が悪いこと。

中華で順々に料理が出てくるときは、料理ごとに取り皿を変えましょう。使い終わった皿は、下げてもらって新しい皿をリクエストして構いません。

ビュッフェの場合は、数種類の料理を一皿に取りますが、前菜(冷菜)、スープ、魚料理、肉料理、デザートと、コース料理のときと同じようにお料理の性質を考えながら取り分けて、3~4枚のお皿を使い分けましょう。他人の分を勝手に取り分けるのはマナー違反です。

作=岩下宣子

【著者プロフィール】
岩下宣子
「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学ぶ。現在はマナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などで指導や研修、講演会を行う。近著に『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』(三笠書房)がある。

※本記事は岩下宣子著の書籍『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』から一部抜粋・編集しました

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